2023年07月10日(月)

大丸エリアの魅力_7 東京ジャイアンツタウン

稲城市の一大観光スポットといえば「よみうりランド」。さまざまなアトラクション、プールに夜景など見どころいっぱいで、年中おおぜいの来場者で賑わっています。

その「よみうりランド」は稲城市、隣接している川崎市多摩区にジャイアンツ球場(巨人軍の練習場)がありますが、今年1月に、読売新聞と読売巨人軍、よみうりランドの3社が、よみうりランド遊園地に隣接するエリアで「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」の構想を進めていることが明らかになりました。水族館一体型の球場と、飲食、スポーツ関連の施設を計画しているとのことです。球場は人工芝で2700席の収容人数となり、ジャイアンツの選手たちの練習場として、またイースタンリーグの公式戦会場として、また女子野球や高校野球の予選会場としても活用される予定だとか。2025年3月にオープン予定です。

水族館や飲食店などを含めた総合レジャー施設としては2026年度中のグランドオープン予定ということで、稲城市の新たな名所として注目度が高まりそうです。

2023年07月06日(木)

大丸エリアの魅力_6 米軍施設とカルチャー

稲城市の地図を眺めていると、一般の住民が立ち入りできないエリアがあります。米軍多摩サービス補助施設は、稲城市の大丸・坂浜から多摩市連光寺エリアにまたがっており、「多摩レクリエーションセンター」とも呼ばれています。

戦時下の1938年(昭和13)に「火工厰多摩火薬製造所」として開設され、火薬の製造などが行われていました。最大で2000人以上の従業員がいたそうです。戦後にGHQが進駐してからはさまざまな変遷がありましたが、1960年(昭和43)から米軍のレクリエーション施設としてゴルフ場が開設され、その後もキャンプ場やソフトボール場などができています。

戦後から残る手つかずの自然や、旧日本陸軍の火薬製造の遺構などが残っており、米軍の協力を得て年に数回施設がオープンし、散策することができます。事前申し込みや身分証明証の提示が必要となります。秋には「稲城フェスティバル」の会場にもなります。

2023年07月03日(月)

大丸エリアの魅力_5 広々とした公園

稲城市は大きな公園や緑地があるのも魅力です。

稲城市のほぼ中心にある稲城中央公園には、総合体育館や総合グラウンド、野球場などのスポーツ施設が集積しており、稲城中央公園と稲城第二公園を結ぶ「くじら橋」は、その美しいカーブとおおらかな姿から、市の名所にもなっています。子どもたちが遊べる遊具や広場が人気で、多くの家族連れで賑わいます。周辺の緑地では散策もでき、最近カフェができたので休憩にもぴったりです。

上谷戸親水公園は、水車小屋や体験農場などがあり、稲城らしいスローライフを体感できます。上谷戸緑地体験学習館では、5月には皐月人形店や鯉のぼりの掲揚などもあり、季節の行事を感じられるスポットです。

城山公園は武蔵野丘陵の面影を残した自然林で、散策路での散歩コースが人気です。野草園では希少な野草を見ることができます。大丸親水公園の水路近くには水田があり、稲城市らしい「稲」の生育の様子も見ることができます。

こうした自然豊かな公園があり、散策によって健康維持や情操教育につながるのも稲城市の魅力と言えそうです。

 

2023年06月30日(金)

大丸エリアの魅力_4 果樹が名産

稲城市は梨が名産です。稲城の梨栽培が始まったのは江戸時代と歴史が古く、春になると稲城のあちこちで梨の白く可憐な花が咲き誇ります。市内には実に70軒もの直売所があり、梨の旬になるとあちらこちらで「稲城の梨」ののぼりが揚がります。

品種は「多摩」「幸水」「稲城」「清玉」「二十世紀」「豊水」「あきづき」「新高」と20種類ほどと、一つの地域でこれほどの種類の梨を食べられるのも貴重です。8月中旬から10月上旬まで長期間、梨の旬が続きます。

大玉で甘味が強くジューシーな稲城の梨は、まさに地域を代表するブランドです。大丸建設でも季節になると贈答用として用いることが多く、たいへんに喜ばれます。

もう一つ、ぶどうも稲城の名産です。高尾山にちなんだ「高尾ぶどう」が有名で、糖度が高く大粒で、種なしのため食べやすく、直売所に出るとあっという間に売り切れてしまうほどの人気です。

 

稲城市農産物直売所マップ

https://www.city.inagi.tokyo.jp/kanko/kanko_tokusyoku/pamphlet/nousanbutumap/nousanbututyokubaijomap.html

2023年06月28日(水)

大丸エリアの魅力_3 稲城市ってどんな市?

明治22年(1889)の4月1日、東長沼・矢野口・大丸・百村・坂浜・平尾の6カ村が合併して「稲城村」になったことにより、新しく「稲城」という地名が生まれました。この6カ村は今でも地名として残っており、皆さんにとっても馴染みの深いものですね。

稲城市のホームページによると、「稲城」という地名の正確な由来は残っていないものの、この辺りで稲作が行われていたことと無関係ではないようです。「城」については、矢野口・東長沼・大丸に「小沢城」「長沼城」「大丸城」という砦があったことに由来するものと思われます。

稲城村誕生当時の人口は3,750人。明治30年(1897)に村役場が設置され、昭和4年(1929)にはJR南武線の川崎-立川間が全面開通し、急速に発展します。昭和32年(1957年)に町政が施行され村から町になり、当時の人口は10,145人になりました。稲城が「市」になったのは昭和46年(1971)です。人口36,800人、世帯数は11,999世帯と15年前から3倍にのびています。その後も多摩ニュータウンの開発、京王相模原線の駅開通など利便性がまし、令和5年(2023)6月1日現在の人口は93,734人、世帯数は42,800世帯と、人口減の時代において2040年ごろまで人口推移の増加が見込まれています。

2023年5月 いなぎ手づくり市民まつり

 

2023年06月15日(木)

大丸エリアの魅力_2 子育て世代に人気のまち

大丸建設のパートスタッフで、現役の子育てママに、稲城市の魅力を聞いてみました。

「東京でありながら自然が豊かで、田舎暮らしのようなのんびりした生活が送れること。のどかなのに、南武線や京王多摩線が通っていて、とても便利。子育てしやすいエリアだと思います」

スタッフの言うように、JR南武線は立川と川崎を結び、登戸や武蔵溝ノ口、武蔵小杉などで乗り換えると、都心や横浜エリアの方にも出やすいです。京王多摩線は、乗り継ぎがよければ30分で新宿に出られます。隣の調布市や府中市はどんどん発展しているので、中高生が買い物や遊びに出かけるのにはちょうどよい距離感です。

稲城市は公園や緑地、多摩川沿いの自然が豊かで、のんびり暮らすのには適しています。また、都心に比べて地価が安いため、若い世代でも土地を購入して新築の戸建住宅を建てる、という選択肢を持てるエリアです。人口減の時代にありながら若い世代の流入があるという意味で、稲城市の未来は明るいとも言えるでしょう。

2023年06月12日(月)

大丸エリアの魅力_1 東京都稲城市大丸

大丸建設は東京都稲城市大丸に本社を置く工務店です。稲城市の大丸(おおまる)にあるから大丸建設なのですが、社名は「だいまるけんせつ」と読みます。

Wikipediaによると、稲城市大丸には4555世帯、人口は9,222人(2017年12月1日現在)とあります。人口1万人程度の町なので、ちょっとした地方都市の規模にも匹敵するとも言えますね。

大丸は、JR南武線の稲城長沼駅の西側から、南多摩駅一帯まで広がり、東西に川崎街道、南北に城山通りが走ります。北側は多摩川に面しており、城山通りの是政橋を渡れば隣は府中市です。大丸エリアの中央部には大丸公園があり、隣に稲城市立時病院があります大丸建設は城山公園にも隣接しているため、一体は緑も豊かで、散歩や散策にも適しています。大きな街道とJRの駅があり、交通も便利、子育て世代にも人気のある街です。

今月は、大丸建設のお膝元でもある東京都稲城市の地政や魅力についてご紹介したいと思います。

2023年06月05日(月)

高齢社会の住宅_8 愛着のある自宅に住み続けるという選択

今月は多様化したシニア向け住宅や介護サービスについてお話ししました。高齢になってからの住まいの選択肢は増えましたが、前提として考えたいのは、「愛着のある今の家に住み続ける」ためにどうしたらいいのか? ということです。

ご自身が心身ともに健康であることはもちろんですが、いつどのような状況で健康を損ねるかわかりませんし(突然の事故や転倒、病気などがあるかもしれません)、年齢を重ねれば誰もが体調にもアップダウンが出てくるのは自然なことです。そんな時に急激な環境変化が重なると負担も増えてしまいます。自分自身が「今の家に住み続けたい」と願えば叶うように、準備をしておくことも大切です。

高齢者の事故の多い段差をなるべく減らしてバリアフリーにする。手すりなどをつける。寒暖差をなるべく減らすなどの対策をすることで、愛着のある住まいに長く住み続けることができるようになります。

大丸建設では断熱対策やバリアフリー改修なども手がけていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

2023年06月01日(木)

高齢社会の住宅_7 充実した高齢者福祉

私たちが子どものころにも介護や認知症はありましたが、今ほど大きく語られることはなく、家庭での介護がまだ多勢でした。家族に介護が必要な状態になった時に、誰に相談したらいいのかわからないということも多かったのではないでしょうか。

今では介護保険制度や高齢者向け住宅など、高齢者福祉が充実し、介護の相談が必要になった際には、地域に配置された公的な福祉の窓口でケアマネージャーなどを頼ることができます。介護の度合いによって必要なサポートを受けられ、また自分で民間のサービスなども選ぶことができます。

今では「終活」という言葉が一般化するほど、高齢時代をどう生きるかの準備が大切な時代です。選択肢が多ければ多いほど、何をどう選んだらいいかわからなくなるかもしれません。大切なのは、元気なうちからライフプランを考えておき、家族とも共有しておくことです。貯蓄なども必要になるでしょう。「備えあれば憂なし」は防災だけでないのです。

2023年05月29日(月)

高齢社会の住宅_6 多様な選択肢を選べるようにしておく

高齢者で、介護が必要になった時に暮らす住宅にはさまざまなタイプがあります。介護型のサービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、グループホームなど、介護の度合いや認知症の有無、民間か公営かなど、住まう方や家族の置かれる状況によって選択肢が多様です。いずれも介護専門職員が常駐し、24時間体制でケアに対応します。また、終末期医療や看取りを踏まえて看護職員が常駐するような施設もあります。

こうした介護向けの高齢者住宅が充実してきたのは高齢化社会に向けた対策に政府が本腰を入れた2000年台に入ってから。介護保険制度の適用や「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の制定などによるところが大きいです。高齢者の医療や介護に関する公的なサポートが充実し、民間の手厚いサービスも選べるようになりました。ご自身やご両親が今後年齢を重ねた時に、どんなふうに暮らしていきたいのかを、あらかじめ考えていくことは大切だと思います。