リノベーションのプロセス_2 設計プロセスの重要性

設計段階は、中古住宅のリノベーションプロセスにおいて、具体的な計画を策定する重要なステップです。まず、建築家やデザイナー(私たちが担当することがあります)がお客さまと直接対話して、ニーズや希望を詳細に把握します。これには、間取りの変更や内装のリフォーム、外観の改善など、様々な要素が含まれます。また、現在の既存住宅の特性や制約についても考慮が必要です。

続いて、作成した設計案をお客様に提示します。予算や工期の考慮も大切で、実現可能なプランをお示しすることが大切です。このプロセスで行き違いがないよう、何度も意思確認をしていき、詳細な図面や仕様書を作成します。設計段階では、建築基準法や各種規制についても十分な配慮を行います。

お客さまの希望を満たしながら、リノベーションのコストや品質を確保していくことがとても大切です。

リノベーションのプロセス_1 ニーズを把握

大丸建設は、新築住宅の設計・施工がメインの仕事ではありますが、近年増えているのは中古住宅のリノベーションの依頼です。この20年ほどで、修繕的な意味合いのリフォームから、機能刷新のリノベーションに対するお客さまの理解が高まっています。既存の骨組みを活かしながら、新築よりも安価で、かつ現代のライフスタイルに応じた機能を獲得できるリノベーションを選択する方が増えています。

リノベーションに際して、お客さまのニーズの特定と目標設定は、最も重要なステップの一つです。例えば、ファミリー向けの快適な住環境の提供、老朽化した設備のアップグレード、エネルギー効率の向上など、さまざまなニーズが考えられます。お客さまの予算や「こんなライフスタイルを送りたい」という期待も重要な要素です。目標を設定する際には、リノベーションの注力点や予定期間も考慮し、お客さまのニーズを実現するための最適なアプローチを見極めます。

一軒の家が建つまで_8 工務店はハウスドクター

お客さんが家のことで困ったら、まず相談していただきたいのが工務店です。例えば水もれ、トイレのトラブルなど、テレビのコマーシャルでも「トイレのことなら♪♪♪」と流れて、すぐに専門業者に電話しなければ……と思いがちなのですが、まずは工務店にお電話いただくのが一番確実です。というのも、工務店の場合は、例えば配管トラブルなどでも、その配管だけを見るのではなく、家全体のバランスを見て原因を究明することができます。また、地域の職人とのネットワークがあるので、工務店に聞けば適切に必要なスキルを持った地域の職人を派遣することができます。

家づくりのことをトータルでわかっているのが工務店で、家づくりに関わるあらゆる職人を采配できるのも工務店の強みです。まさに「ハウスドクター」なので、本当になんでも相談いただいて大丈夫です。大丸建設で建てさせていただいたお客様の住まいのことは熟知していますし、そうでないお客様の家であっても、私たちは専門家なのでだいたいの状態は把握でき、適切にアドバイスできると思います。

ぜひ、お近くの工務店と親しくなって、いざという時に頼っていただければと思います。東京西部、多摩地域の方は、ぜひ大丸建設へ。お待ちしています。

 

一軒の家が建つまで_7 昔は大工棟梁が監督を務めていた

家づくりには実にさまざまな職人が携わっていることがわかります。現場監督はすべての業者の得意を見極め、職人さんを見定めて仕事を依頼していきます。職人も人なので、気持ちよく仕事ができるよう、信頼関係を築いていくことが大切です。

昔は今ほど設備関係が複雑ではなかったので、家づくりのほぼ全てを大工棟梁が采配していました。大丸建設の初代や二代目は、明治・大正時代に活躍しましたが、当時は大工が直接水道屋さんや左官職人を呼んで家づくりをしていたそうです。まさに「町守り」だったようで、住まいに関わることは棟梁に聞け、という存在でした。

まさに大工棟梁が全てを采配できる時代から、より仕事が高度に細分化してきた時に全ての職人を采配する役職として、工務店ができたのです。大丸建設の成り立ちも、まさにその歴史になぞらえることができます。宮大工として活躍してきた初代、二代目から、戦後に工務店をおこして地域の職人たちを束ねていった三代目。会社化したのも三代目のころです。その後は地域に密着した工務店として時代を重ね、私で六代目になります。これからも職人さんを大切にして、現場第一主義でいきたいと思います。