先進的窓リノベ_1 環境省の補助事業がスタートしました

これから暑い夏がやってきます。夏の強烈な暑さを軽減し、環境と調和しながら快適な暮らしを送るために、断熱改修を進めていくことが大切です。断熱で最も効果があるのは窓の改修で、国や自治体では、補助事業を進めています。

3月末からスタートしている環境省の「先進的窓リノベ2024事業」は、省エネ性能の向上を目指して窓やドアの断熱改修を促進する事業です。

補助金を活用して、ガラス交換、内窓の設置、外窓交換、ドア交換といったリフォームを行った方に、光熱費削減や快適性向上の効果を調査するためのアンケートも実施します。

補助金申請には、事前に認定事業者登録が必要です。大丸建設は認定事業者として、補助金の申請や、ガイドラインに則って実務を行うことが可能です。

 

先進的窓リノベ2024事業について、詳細は公式サイトをご覧ください。

https://window-renovation2024.env.go.jp/

 

リノベーションのプロセス_8 検査と引き渡し

リノベーション工事が完了したら、建物の検査が行われます。建築基準法の遵守や安全性の確認を行い、検査が合格したら、お客様に引き渡します。

リノベーションの場合、既存の構造と新しく追加される構造や内装が調和しているかを確認していく必要があります。新築住宅と比較して、既存の構造を考慮する必要があるため、より緻密なチェック、確認することが求められます。

住み始めていくなかで、不便なことがあったらすぐに工務店にご相談ください。これは新築住宅でも同じことですが、自然素材の特性で、木が割れるような音が鳴ったり、梅雨の時期は木が膨らんで建具の動きが変化するなどが起こることがあります。住み始めて数ヵ月は、いろんな変化が起こりますので、遠慮なく質問して、なるべくすぐに解決していけるようにしましょう。

 

リノベーションのプロセス_7 心地よく暮らすために

中古住宅のリノベーションでは、機能向上を行うことにより、新築と同等、それ以上に快適性を確保することができます。

内装の仕上げ材や床材、壁材に、無垢材や竹材、石材といった自然素材を使用することで、空間に自然の温かみや味わいをもたらします。また、塗り壁や漆喰壁の採用:壁面に塗り壁や漆喰を使用することで、湿度調整や調湿効果を高め、快適な室内環境を実現します。

また、省エネ性能が高く、高効率な給湯器やエアコンの導入設備を導入することで、エネルギー消費を削減し、ランニングコストを低減します。省エネ性能の高いLED照明を導入することで、電力消費を削減できます。適切な換気システムを導入することで、室内の空気を新鮮な状態に保ち、健康的な室内環境を実現します。

設計時にこうした性能向上を考慮することで、中古住宅のリノベーションによって快適で安全な住環境を実現することができます。