5月13日につくる「ブックエンド」について

NPO法人森ノオトさんと共催する「土曜日の日曜大工講座」の第2回では、「ブックエンド」をつくります。大丸建設の木工教室の定番で、こちらはある程度、ご家庭の必要に応じてサイズを調整することができます。お子様の学習机や書斎のテーブルなどに、国産無垢材でつくるシンプルなブックエンドは、きっと馴染むはずです。

 

2017年5月13日(土)10:00〜12:00「ブックエンド」

会場:NPO法人森ノオト事務所「森ノオウチ」

神奈川県横浜市青葉区鴨志田町818-3

東急田園都市線青葉台駅よりバス「鴨志田団地」「寺家町循環」に乗り、「鴨志田町」バス停下車徒歩3分。開始時間の20分前に青葉台駅に到着するとちょうどよいです。

参加費:1組2000円(作品1つにつき。できあがった作品はお持ち帰りいただけます)保険代、道具レンタル代込み

お申し込み・お問い合わせ:

参加者全員の氏名、生年月日(保険のため)、住所、電話番号、メールアドレス、参加の動機を記入のうえ、event@morinooto.jpまでお申し込みください。

主催:NPO法人森ノオト

共催:株式会社大丸建設

4月8日につくる「踏み台」について

以前におこなっていた「大丸木工フェスタ」では、入門編として「踏み台」をつくっていました。踏み台というと難しそうに感じるのですが、実は木の板を組み合わせて釘打ち、ビス止めするだけでできるので、とても簡単です。あらかじめこちらでキットを用意しておきますが、踏み板だけはご自身でのこぎりを挽いていただくため、制作工程を丸ごと楽しんでいただけます。

踏み台は高さがそろっていない、強度を受けるところがしっかりしていないと、転倒等の危険があるため、台のキットはこちらで用意いたしますこと、ご了承ください。

ちなみに、NPO法人森ノオト代表の北原さんは、大丸木工フェスタで10年以上前につくった踏み台を今でも愛用しているそうです。

 

日時:2017年4月8日(土)10:00〜12:00「踏み台」

会場:NPO法人森ノオト事務所「森ノオウチ」

神奈川県横浜市青葉区鴨志田町818-3

東急田園都市線青葉台駅よりバス「鴨志田団地」「寺家町循環」に乗り、「鴨志田町」バス停下車徒歩3分。開始時間の20分前に青葉台駅に到着するとちょうどよいです。

参加費:1組2000円(作品1つにつき。できあがった作品はお持ち帰りいただけます)保険代、道具レンタル代込み

お申し込み・お問い合わせ:

参加者全員の氏名、生年月日(保険のため)、住所、電話番号、メールアドレス、参加の動機を記入のうえ、event@morinooto.jpまでお申し込みください。

主催:NPO法人森ノオト

共催:株式会社大丸建設

つくった木工作品をお持ち帰りいただけます!

2016年度に半年間おこなった「土曜日の日曜大工講座」では、道具の使い方を中心に、フックの取り付け方、サンドペーパーの使い方など、入門編でありながら本格的な内容で展開してきました。

女性グループが毎回リピーターで来てくださって、DIYのニーズが女性にあるのだな、ということに意外な驚きがありました。

同時に、以前おこなっていた「大丸木工フェスタ」では、つくった木工作品をお持ち帰りできることでお客様にたいへんご好評いただいていたので、今年の「土曜日の日曜大工講座」では、家で使える木工品をつくることを目的に開催しようと思っています。

まずは、どの家でも使える「踏み台」「ブックエンド」「ダストボックス」から展開していきます。お楽しみに!

NPO法人森ノオトのエコDIYについて

大丸建設の「土曜日の日曜大工講座」をコラボするNPO法人森ノオトでは、2015年度に日立財団環境NPO助成を受け、「エコDIYまちづくり」という講座をおこなっていました。このエコDIYは、エコ建築で有名な建築家を招いての勉強会や、築30年ほどの無断熱の戸建て住宅に構えている事務所をDIYで断熱するワークショップ、樹木医を呼んでグリーンカーテンをつくる、DIYで断熱内窓をつくるなど、様々な講座をおこなっていました。

2016年度には地球環境基金の入門助成を受け、エコDIYを継続。玄関や軒先に置く土間パネルづくりや、パーマカルチャーの先駆者を呼んでの庭づくり、より簡易的でデザイン性の高いDIY内窓づくりなどを継続。

2017年度は助成金を取らずに独自事業で展開していくとのことで、大丸建設の日曜大工講座をコラボしてもらうことにしました。

コラボするNPO法人森ノオトさんについて

2017年度にイベントをコラボでおこなうNPO法人森ノオトさんは、実は13年来大丸建設の広報(大丸ニュースやチラシなど)を担当してくれているフリーライターの北原まどかさんが代表を務めるNPOです。北原さんは元々、雑誌『チルチンびと』の編集者で、「チルチンびと『地域主義工務店』の会」が立ち上がった時に在籍しており、元々地域新聞の記者だったという経歴から、地域密着型の大丸建設らしい広報を委託して13年になります。13年以上も毎月欠かさず私たちと打ち合わせを重ねて、大丸ニュースやチラシをつくってくれています。

そんな北原さんが7年前に出産を機に立ち上げたウェブメディア「森ノオト」は、チルチンびとの工務店の会の仲間が設立をサポートしました。地域密着でエコなライフスタイルを提唱する森ノオトの活動を、北原さんに聞いていたので、私も興味を持っていました。

ようやくこの春からコラボできるようになり、とても楽しみです。

 

http://morinooto.jp

今年は「土曜日の日曜大工講座」をコラボでおこないます!

今年の「土曜日の日曜大工講座」の日程と内容が決まりました。2017年度は、大丸建設だけでおこなうのではなく、地域のNPOとのコラボで開催することになりました。

日程と内容は下記の予定です。

2017年4月8日(土)10:00〜12:00「踏み台」

2017年5月13日(土)10:00〜12:00「ブックエンド」

2017年6月10日(土)10:00〜12:00「ダストボックス」

 

会場:NPO法人森ノオト事務所「森ノオウチ」

住所:神奈川県横浜市青葉区鴨志田町818-3

 

参加費:1組2000円(家族、友人単位で参加可能。1つの作品をつくる場合に1組2000円での参加費となります。例えば、家族3人で1つの踏み台をつくる場合は2000円ですが、家族3人で2つの踏み台をつくる場合は4000円となります)

大丸の大工道具:サンドペーパー

サンドペーパーは、工事現場ではあまり使いませんが、木工教室では必須の道具です。木の断面の面取りや、表面をさらさらに仕上げるのに使います。

大工さんの場合は、カンナできれいにすることの方が多いです。ただ、角を取る時には、カンナだけでなく、ペーパーを併用することもあります。

学校の図工教室などでは、サンドペーパーをちぎって木の表面にかけるシーンが多いですよね。木工では、ロール式のペーパーをコテのようなものにまいて、強く細かくやすりをかけなくても、大きな動きで表面をならすことができます。

あらめと細めがあり、番号が小さいほど目が粗くなります。あらめだとガサガサして大きく削れますし、細めだと表面がつるつるに仕上がります。

サンドペーパー

大丸の大工道具:のこぎり、げんのう

鋸(のこぎり)は木を切る道具です。昔は鉄製のものが主流でしたが、今は万能型の素材に切り替わっています。普通に角材を切るには、ホームセンターなどで売っているもので十分です。なんでも切れます。

大工さんが使うのこぎりの刃には、横目と縦目があります。横の刃と縦の刃が違う。それを変えて両刃として使い分けます。

柄の握り方は、基本的には遠くを持ってひく方がラクにできます。テコの原理で軽い力で木を切ることができます。

 

「げんのう」は大工用語で、一般的には「金槌」の方が知られています。実は私たちはそれほど多く使う道具ではありません。今は釘打ちよりもドライバー+ネジを使う方が多いので。

大工さんが家をつくる時、釘を打つ時の道具です。釘が飛び出ていた時とか、木が痩せて釘が出てくるような時に、げんのうでちょっとたたくと直ります。カンナの刃の調整にも使いますね。

のこぎり

げんのう

大丸の大工道具:ペンチ、スパナ、バール

ペンチは主にハリガネを切るのに使います。先端部分でモノをつまんで曲げたり外したり。ちょっとした時に使うのですが、実は常に使うものではないのです。でも、ないと困る。ニッパーみたいな感じで、電線を切るのにも使います。

スパナも実はあまり使わない道具の一つです。設備屋さんが使うことが多いです。水道の蛇口を外したり閉めたりします。六角のボルトの時に使います。日本語で表記できる道具ではないですし、もしかしたら外国から輸入した文化なのかもしれませんね。

バールは、解体とか、棚を壊す時とか、釘抜き用として使います。げんのうで釘をたたいて、バールで釘を抜きます。壊し(解体)用の道具なので、一般の方が使うシーンはほとんどないと思います。ほかにも、木を寄せたい時にも使います。

ニッパー、ペンチ

スパナ

バール

大丸の大工道具:電動ドライバー

電動ドライバーで今愛用しているブランドはマキタです。以前は日立を使っていました。バッテリーはメーカーをまたいで共通で使えることが多いのは、実はあまり知られていないことです。

電動ドライバーを使うシーンは、手だと大変な長いネジ、家具の解体、ネジを外したい時など。素人が使うには、ギュイ〜ンという音と、ネジが食い込む時のダダダダッという音がインパクトあるかもしれません。初めの頃は、音にびっくりして、グリップを離さないで強く握っちゃう人が多いです。そうすると、ネジが頭から外れてずれたり、空回りしがちになります。握るのと離すポイントをつかむことが肝要です。

これは「習うより慣れろ」が正直なところです。慣れてくれば、自分の感覚でネジの回し方を調整できるようになります。

意外と怪我は少ないものです。もしかしたら、慣れているぶんプロの方がケガが多いかもしれません。

日常生活で使うシーンは少ないかもしれませんが、棚をつくるなど本格的な日曜大工には、ないと困る必需品です。