2022年06月30日(木)

住まいの水対策(8) これからの季節、注意が必要

給排水管のトラブルは、生活から起こることと、外的影響から発生することと、両側面があります。排水の場合は、髪の毛や食べかすなどの掃除をこまめにする、パイプの詰まり取りの薬剤配布といった家庭でのメンテナンスや、定期的に業者を呼んで高圧洗浄を行うことも有効な対策です。

こうした、生活上でできることもありますが、地震や台風といった災害や気象災害によって配管トラブルが起こることもあり得ます。地震による大きな力で配管に亀裂が入る、台風や豪雨災害で大きな力が加わり配管に影響する、あるいは急な寒さで配水管が凍結して割れてしまう、などのケースです。

人為的なトラブルと、外的要因によるトラブル、どちらも起こり得るのが配管トラブルです。いずれにせよ水のトラブルは、住まいにとって緊急度も優先度も高い案件ですので、困った時にはすぐに「ハウスドクター」(=かかりつけ工務店)にご相談ください。

2022年06月27日(月)

住まいの水対策(7) マンションの排水トラブルは大掛かりになる

マンションで排水トラブルが起こると、階下の住宅に影響が及ぶ場合があります。特に古い団地など、築年数が長い共同住宅は、排水管自体が劣化していたり、鉄管の内側がサビで腐食していたりと、個人の専有部分のみならず、共用部分でも配管トラブルを抱えていることがあります。しかし、キッチン、トイレ、洗面所、お風呂場、洗濯機といった個人の生活排水からのトラブルが階下に影響した場合は、個人での弁償が必要になるため、注意が必要です。

例えば、お風呂場の髪の毛の詰まりを放置したまま排水管から水漏れを起こしてしまった場合や、洗濯バンの糸くずの詰まりなどで、階下の住宅のサニタリールームやお風呂場に水漏れが起こることがあります。水漏れが起こった時に階下の住宅が留守の場合、さらにその下まで水漏れが進み、被害範囲が拡大し、階下の住宅の家財等に影響があった時には弁償が必要となることもあります。

排水トラブルにより階下からの訴訟や、全面リフォームを余儀なくされるなど、影響が広範囲かつ高額に及ぶこともあるので、注意が必要です。

2022年06月23日(木)

住まいの水対策(6) 給排水管だけでなく家全体をチェック

一戸建ての給排水トラブルの場合、水道管修理の事業者だけではなく、できれば工務店も一緒に影響を調査するのがベターです。例えば、自宅の壁体内劣化や床下の腐食といった、構造部分への影響がないか、あったとしたら構造を守るための措置が必要になります。

大丸建設でも給排水トラブルに対応していますが、原因を探索するのは、まるで探偵のような気分になります(笑)。なにせ、給排水管は住まい手の目には見えないところに配管されているので、どこに原因があるのか、探らなければいけないからです。

床が浮いたり、壁紙が濡れるなど、配管トラブルが目に見える形になっている場合は、かなりの重症です。そこまでいかないけれど、なんらかのトラブルが発生していそうな場合(例えば、水道メーターが常に少量動いているなど、軽微な水漏れが断続的に発生しているなど)は、超音波で探索することもあります。針を刺して、まるで水脈を探り当てるように、水漏れの箇所を探り、見つけた時にはちょっとした達成感もありますが、まずは早めに、適切に処置をしなければなりません。

2022年06月20日(月)

住まいの水対策(5) 給水管トラブルは管の劣化が原因

配管トラブルは目に見えないところで起こることがほとんどです。住まいにおいて配管で見えるところは、蛇口とシャワーのホースくらいではないでしょうか。ほとんどは壁や床下におさまっていて、トラブルがあってもすぐに目には見えません。トラブルに気づいた時には、壁や床下が水浸し……と、大惨事になっていることが多いのです。

給水トラブルの場合は、配管自体の劣化によって起こる亀裂が原因と考えられます。例えば寒冷地ではよく起こることで、給水管に残っていた水が凍結して膨張して破裂、というのはよくあるトラブルの一つです。また鉄管が錆びて腐食してしまうことによる水漏れもあります。給水管のトラブルが見つかった場合は、応急措置としてタオルで配管まわりの亀裂を覆う、断熱材を巻きつけるなどの対策をして、修理事業者が到着するまでしのぎます。

2022年06月16日(木)

住まいの水対策(4) 排水トラブルは生活から。

給水管はきれいな水を通すための管で、排水管は汚水を流します。排水管の方がいろいろな物質が含まれており、トラブルも起こしやすくなります。

例えば、トイレに流せるのは、排泄物と水に溶けやすいトイレットペーパーだけですが、紙おむつのような水に溶けにくく吸水性のあるものを誤って流してしまった場合、かなりの確率でトイレは詰まります。トイレが詰まると利用できなくなるので、緊急性が高いトラブル対応案件になります。

お風呂の場合は髪の毛の詰まりが最も頻度高く起こります。洗髪ではかなりの量の髪の毛が流れるので、日々こまめに髪の毛を取り除くことが大事です。

キッチンでは食べもののカスや油を流すことで、排水管の内側に汚れが付着して詰まりの原因になります。

排水管トラブルは、私たちに生活に起因することがほとんどです。しかも、悪臭や詰まりの原因になるので、日々の清掃が最大の予防法です。

2022年06月13日(月)

住まいの水対策(3) 水道管=給水管。排水管もある。

水道管とは、一般的には「給水管」といいます。水道=上水道から送られてくる水を運ぶ管のことで、キッチンや洗面所、お風呂などの蛇口から出てくる水を送ります。給水管にトラブルが起こると、水道のメーターでの利用料が増えてトラブル発見につながります。

もう一つ、住まいの水に関わる管に「排水管」があります。排水管は、キッチンやトイレ、お風呂などで使った後の水を下水道に流すためのものです。

昔の水道管といえば鉄管でできており、今でも、公園や古い共同住宅の屋外で、水道管に蛇口がついて、そこから草花の散水などに用いるのを見かけることがあるかもしれません。鉄管は経年劣化するとサビ水が出てしまい、健康影響をもたらすこともありました。そのため、この20年ほどで鉄管から塩ビ管に置き換わりが進みましたが、塩ビ管は冬季の凍結に弱く破裂の原因になることもあるため、最近ではさらに強度の高い強化ポリエチレンの管を用いることが増えています。

 

2022年06月11日(土)

住まいの水対策(2) 水道管トラブルに気づくのは水道屋さん?

水道管は、住まいの中でも目に見えないところに配管されています。床下や壁に覆われて、軽微なトラブルの場合、気づかずに放置してしまうことがしばしまです。しかし、いったん水漏れをしてしまうと水は自然に止まることはないため、壁や床下から水が滲み出てしまった時には大惨事。壁や床下は水に濡れて大変なことになってしまいます。

目に見えないところのトラブルに気づくにはどうしたらいいのでしょうか? 水漏れの場合は、水道メーターの検診に来た方が、明らかに不在なのにメーターが回り続けているような場合や、前回の検診に比べて極端に使用量が多い時などに、「何かありましたか」と声をかけてくださることが多いです。そうして初めて、住まい手が水道管のトラブルに気づいて、工務店や水道工事店に相談が行くことになります。

一戸建ての場合は、天気がいいのに家の周りの庭の土がいつも濡れている、乾かないといった時に、住まい手自身が気づくこともあるようです。

2022年06月09日(木)

住まいの水対策 (1) 梅雨時こそ、配管周りを見直そう

6月6日、気象庁は関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。先週から天気がぐずつき、天気予報を見ると雨マークと雲マークが入り混じる日々。今年は台風の発生時期も早まっているようです。雨の季節が始まると、室内もジメジメして、カビやサビなどが気になりますね。

今月は雨の季節らしく、雨漏り、配管のメンテナンスなど、水回りを支える大切な配管についてお話しします。住宅に必ずある水道管やガス管ですが、その姿は目に見えないので、普段生活しているとなかなか気にかけないところですよね。しかし、水道管にトラブルがあると、家全体に大きく影響してしまうことも。壁の中が濡れてしまうと、家を支える柱や梁、土台が濡れて、カビや木材普及金の発生につながります。

屋根からの雨漏りも心配の一つ。トラブルがあったら早めに気付いてメンテナンスに結びつけられるようにしましょう。

2022年06月03日(金)

ウッドデッキ(8)ウッドデッキのある暮らし

今月は、ウッドデッキの魅力と、長く快適に使えるようにするための「適材適所」や、メンテナンス方法についてお話ししました。

大丸建設では、ウッドデッキも含めた屋外空間は、「もう一つの部屋」というくらい、大切な場所だと思っています。特に、都市部で建築面積を広々とれない場合でも、空や周辺の緑、庭の風景なども含めて一つの空間ととらえ、いかに身近な自然を感じながら暮らせるかが、とても大切だと思います。

しかし、屋外は風雨にさらされたり、日光や紫外線などの影響によって、自然物でもある木材の維持や管理が室内よりも大変で、劣化も早いので、こまめにメンテナンスをするか、最初からメンテナンスがラクな材木を選ぶのも重要な選択肢です。
これまで手がけたさまざまな事例のなかから、お客様の環境に合わせて最適な屋外環境を提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

2022年05月31日(火)

ウッドデッキ(7) グリーンカーテンとの併用

 

ウッドデッキとグリーンカーテン。夏はこの組み合わせで気持ちよく過ごせそうですね。パーゴラがなくてもグリーンカーテンをつくることはできます。
グリーンカーテンとは、つる性の植物をネットやフェンスに絡ませてカーテン状にすることで、夏場は葉の蒸散作用で周辺の温度が下がり、目にも涼しいので、暑さ対策としても有効です。

ウッドデッキの先にプランターを置いて、軒先にフックなどを吊るし、プランターからフックまでグリーンのネットを貼って、苗からつる性の植物を這わせていきます。比較的害虫に強く、実を食べる楽しみがあるのがゴーヤ。ヘチマやキュウリも人気です。朝顔やフウセンカズラなど花を咲かせる植物も見る楽しみがありますね。

グリーンカーテンは省エネにも役立ちます。5〜6月ごろが苗を植えるタイミングなので、今年はぜひチャレンジしてみてくださいね。