10月12日に日本列島を襲った台風19号は、前月の台風15号の記憶が新しかったこともあり、日本政府も異例の事前対策をうったえ、首都圏の鉄道路線の運休や公共交通機関、道路の安全確保、会社・商業施設の臨時休業など、「日本全体が台風に備える」ことになりました。
台風の3日前くらいから、ガソリンスタンドで給油する車が目立ち始め、スーパーマーケットやホームセンターでは防災備品を買い求める人であふれました。コンビニエンスストアからはペットボトル水が消え、台風の前日には窓に養生テープを貼り付ける家も出てきました。
政府も「内閣府広報オンライン」で家屋の台風対策を呼びかけ、専門家もメディア等でさまざまなアドバイスをしたので、事前対策を実行する家庭が多かったのではないかと思います。