大丸建設は、広告や宣伝が得意ではありません。
地道にコツコツとホームページをつくったり、大丸ニュースを発行するくらいです。
あとは協同組合匠の会や、雑誌『チルチンびと』の「地域主義工務店の会」などで関東近県や全国各地の工務店の方々と勉強し、情報交換をする機会を大切にしています。
それよりも、日々の住まいづくりの現場を大切にしています。一生懸命よい住まいを建てて、お客様に満足してもらえる家づくりを目指しています。
最終的には、営業をしなくても、お客様の口コミやご紹介で仕事が決まるようになるのが理想です。
まず、住んでいるお客様とのコミュニケーションや信頼関係を大切にし、竣工後も長くよいおつきあいをしていきます。
また、建築現場で職人さんが笑顔で楽しそうに、よい仕事をしていれば、近隣の方はとてもよい印象を持ってくださると思います。
「よい仕事をすること」が、最大の営業だと私は思っています。
お客様に喜ばれるように、地域の方々に歓迎していただけるように、「よい仕事をしていく」ことを、何よりも大切にしていきます。
月別: 2012年1月
今年は「大丸木工フェスタ」を開催します!
昨年の大反省……それは、恒例の「大丸木工フェスタ」を開催できなかったこと。
大丸木工フェスタは、簡単な木工作品をお客様と一緒につくり、お客様同士や職人、私たちスタッフが交流できる機会で、子どもたち・大人たちの笑顔と笑い声であふれる、とても楽しいイベントです。
その木工フェスタ、昨年は会社の引っ越しや震災、そして新築現場が重なったことで、かなり忙しくなり、開催できませんでした。
今年はぜひ開催したいと思います。
季節がよい頃に、小さなお子さんでも楽しめて、木や自然素材のよさを知っていただけるような、楽しい企画をご用意します。
日程や内容が決まりましたら、ホームページや大丸ニュースなどでご案内しますので、楽しみにしていてくださいね。
社員のみんなには、ぜひ、楽しいアイデアを出してもらえたらうれしいです!
大丸ニュースのアイデア
大丸建設では年に6回、「大丸ニュース」というペーパーをつくってお客様にお送りしています。
パソコンなどIT系を得意とする常務が、あえて手書きの温もりにこだわり、義姉のやさしいイラストを添えてつくっています。
毎回「好きな食べ物」「今年の抱負」など、社員のコメントも寄せられて、なかなかおもしろい読み物です。
お客様にも「いつも読んでいますよ」などと声をかけられると、コミュニケーションのきっかけにもなっています。
大丸ニュースも早いもので丸8年。もうそろそろで50号を数えます。
毎回さまざまなネタを探し、時節も気にしながら記事を書いています。
これまでは私たちが記事ネタやスタッフコメントを決めて、社員に提案していましたが、いろんな人の視点が入ると内容もよりふくらむような気がしています。
社員から
「いまこんな時事ネタがはやっているから、次の大丸ニュースのテーマはこんなのがいいんじゃないか?」
「先日食べた蕎麦が美味しかった。好きな蕎麦屋ってネタはどうかな?」
なんてアイデアがあがってもいいかな、と思っています。
(社員の皆さんへ……これを読んで何か意見があればぜひ!)
大丸建設では年に6回、「大丸ニュース」というペーパーをつくってお客様にお送りしています。
パソコンなどIT系を得意とする常務が、あえて手書きの温もりにこだわり、義姉のやさしいイラストを添えてつくっています。
毎回「好きな食べ物」「今年の抱負」など、社員のコメントも寄せられて、なかなかおもしろい読み物です。
お客様にも「いつも読んでいますよ」などと声をかけられると、コミュニケーションのきっかけにもなっています。
大丸ニュースも早いもので丸8年。もうそろそろで50号を数えます。
毎回さまざまなネタを探し、時節も気にしながら記事を書いています。
これまでは私たちが記事ネタやスタッフコメントを決めて、社員に提案していましたが、いろんな人の視点が入ると内容もよりふくらむような気がしています。
社員から
「いまこんな時事ネタがはやっているから、次の大丸ニュースのテーマはこんなのがいいんじゃないか?」
「先日食べた蕎麦が美味しかった。好きな蕎麦屋ってネタはどうかな?」
なんてアイデアがあがってもいいかな、と思っています。
(社員の皆さんへ……これを読んで何か意見があればぜひ!)
頼りになる若き大工・山田さん
私は、「本物の自然素材、木の家」づくりの思いを共有する社員を第一に、また協力してくださる職人さんを大切にしたいと思っています。
住まいづくりは、工務店だけでは成り立ちません。
材木を組み立て、家の形をつくっていく大工さんを筆頭に、壁を塗る左官職人さん、電気工事の職人さん、屋根職人さん、水道などの配管の職人さん、家の植栽や外構をつくる職人さん……数え上げればきりがないほど、たくさんの職人さんたちの協力があって、初めてよい住まいができます。
私が最も頼りにしている人の一人が、大工の山田さんです。
山田さんは小さなお子さんがいる同世代の大工さんで、大丸建設で自分の家を建てました。
「若き大工が自ら建てた家」、ぜひご覧ください。
http://www.kk-daimaru.co.jp/gallery_16.html
木造建築や自然素材について研究熱心で、何よりも「木が大好き」。
大丸建設の仕事をとても大切にしてくれている山田さんとの仕事は、同世代ということもありとても刺激になり、励みにもなります。
若い世代の職人さんも育っています。
大丸建設は今後も安泰です。
会社が潤ったら、まず社員に還元したい。
今年は会社のスタッフから、積極的で前向きな抱負を聞くことができて、新年早々とても幸せな気持ちになりました。
意志を疎通して、会社のビジョンを共有して、社員や職人さんとともに学び、技術を磨きながら、積極的にお客様に働きかけていけるようにしたいと思います。
大丸建設の社員や職人さんは、みんな「木が好き」な人ばかりです。安く、早く、簡単につくれる新建材の家ではなくて、手間はかかるかもしれないけれども、本物の質感を生かし、慈しみ、大切にしている人たちです。
木目の活かし方、適材適所の木の使い方、安全性を確保しながらより広々と暮らせるような間取りなど、社員には、どんどんアイデアや提案を出してほしいと思います。
言われたことを淡々とこなすだけではなくて、よりよい住まいができるよう、お客様に提案したり、建築の技術を磨くことで、お客様がより満足してくださるのではないかと思います。お客様の満足が、次のお客様を呼ぶというのが私の信念です。
会社が潤ったら、がんばって働いてくれた社員に、第一に還元していきたい。みんな温泉旅行に行ったり、美味しい食事やお酒を楽しみたいです。そんな日を夢見て、今日も仕事に励みます。
今年の目標は、「先を見据え、ビジョンを語れる会社に」。
仕事始めの1月6日、社員みんなで今年の抱負を語り合いました。
「みんなでいろいろな課題や企画を話し合い、意志の疎通をしていきたい」
「これまで口コミやご紹介でいらしてくださったお客様への接客を大切にしてきたけれど、今後は初めてのお客様にも大丸建設の木造建築の思いをお伝えして、積極的に働きかけていきたい」
社員からこのようなアイデアが生まれ、また発表してくれたことを、とてもうれしく感じました。
正直なところ、これまでは目の前の現場を動かすことに必死で、先を見据えた企画や提案がなかなかできていませんでした。先代が築き上げてきた地元での信頼があったおかげで、地域のお客様の口コミや、親から子へお客様が引き継がれて、私たちの世代まで続いてきました。
しかし、いまは昔と違います。
高度経済成長を経て伝統的な木造建築が廃れてきた反省があり、自然素材と国産の無垢材を使った、昔ながらの木の家を求めるお客様が増えています。
一方で、長引く不況と先行きの見えない経済状況から、新規住宅取得のお客様でもご予算が限られています。
そんななかでお客様のご希望にかなうような「本物の自然素材の家」をご提供できるよう、私たちも知恵をしぼり、また積極的に働きかけていかなければ、と思っています。
社員の熱い思いに負けないよう、私もさまざまに学び、よい家をつくり、提案していきたいです。
正月、仕事始めに家族で話し合いました。
私たち大丸建設は、家族に代々伝わる「家業」です。
140年前の明治初期に天才宮大工とうたわれた初代・石黒善太郎が木造建築を始めたのを起源に、飛鳥文吉邸や藤堂伯爵邸など明治の名建築を生み出した2代目・石黒仙太郎から、親族で代々家業を引き継ぎ、現社長の安田昭で5代目です。
安田昭は私の父にあたります。私は次男で大学卒業後、現場監督として働いてきました。3年前より専務取締役として会社の経営に関わっています。兄の安田博昭は常務取締役として会社の企画・広報全般を担っています。
▼大丸建設の歴史について、詳しくはこちらのページを参照ください。
http://www.kk-daimaru.co.jp/history.html
新年を迎え、仕事始めを目前に控えた正月4日に、社長・私・常務で会社の今後について話し合いました。
5代目の社長はまだまだ現役で活躍中ですが、会社を今後存続し、これまでに住まいを建てさせていただいたお客様と末永くおつきあいを続けていくためには、「次世代」を見据えていかなければなりません。
私も常務も、社員や職人さんと一緒に、「地域の頼れるハウスドクター」として、今後長く地域で家業を続けていくために、何をしていったらいいのか。
膝をつきあわせて未来を語り合いました。
そこで、私は、小さなことでも、コツコツ動かすことから始めよう、と思いました。
その一つが、このブログです。
未来を語り、ビジョンを示していくこと。社員や職人さん、お客様、地域の方々に、大丸建設がどんな会社なのか、何を大切にしているのかを、ブログなどを通じてお伝えしていきたいと思っています。
2012年、ブログを始めます。
大丸建設・専務の安田佳正です。
2012年が明けました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年、2011年は、いろいろな意味で大きな一年でした。3.11の東日本大震災、福島第一原発の事故など、日本を揺るがす震災や事故が起こりました。
建築資材の供給がストップするなど、震災直後は多少の混乱もありましたが、大丸建設ではお客様のご理解やご協力もあり、大過なく家づくりや修繕をおこなうことができました。改めて感謝申し上げます。
会社は昨年2月に移転しました。老朽化した前社屋の取り壊しに伴い、住所は変わりませんが、新社屋に引っ越しをしました。仕事の環境が変化し、また、昨年は新築の施工が重なったため、慌ただしく過ごした……という実感があります。
気づけば、専務になってから3年。大丸建設は稲城・調布など「多摩に根ざして140年」、現社長で5代を数える古くからの工務店です。
次を受け継ぐ私が、どのような住まいづくりをしていきたいのか、いま何を学び注目しているのかなどを、お伝えしたいと考えて、ブログを始める決意をしました。
少しずつ、コツコツと、ブログを更新していきます。
ぜひ、おつきあいください。