8月から3カ月にわたって、見積もりの詳細について解説していきました。
見積書の中には、よくわからない単語があったり、設備機器や部品などについても調べることによって、どんな工事が行われるのか、家を作るための必要な部材のすべてが書かれています。
見積書の作成は、すなわち工事のコーディネートでもあります。誰が、どのような専門知識や施工技術を持ち、いつ、どの段階で工事に関わり、日数がどれくらい必要なのかをすべて計算し、お客様にご提示します。工数や使用部材、材料、設備機器についてもすべて情報を開示し、納得をしていただいたうえで、契約を完了させ、工事をスタートします。
工務店は、自分たちが職人として手を動かすのではなく、材料、スケジュール、人のマネジメントといった、トータルコーディネートが仕事です。時に現場でドリルを持って手を動かすこともありますが、いちばん大切なのは納期と予算を守って、約束通りにお客様に住まいを手渡すことです。
見積もりがわかると工事がわかります。ぜひこのブログを参考にしてください。