生き物としてのシロアリを知る

シロアリは木造住宅の天敵です。シロアリは、家の土台、柱、梁の木部を食べるので、家の構造材が劣化してしまいます。大地震で家が倒壊したり、一部損壊するリスクも高まります。最近では台風や竜巻など、風による家の損壊も心配です。気候変動により猛暑や平均気温の上昇で、家に重大な被害をもたらすイエシロアリの生息域が拡大しているのも気になります。

家に甚大な被害を及ぼすシロアリですが、生物である以上根絶することはできません。大切なのは、シロアリの生態を知り、シロアリが発生しにくい環境を維持すること、また住まいのメンテナンスを定期的におこない、もしシロアリが発生しても早めに対処することです。

しかし生態や予防方法、駆除の仕組みを正しく知ることで、シロアリを必要以上に怖がらなくても済みます。シロアリについて心配なことがあれば、どんなことでもお気軽に、大丸建設にご相談ください。

 

シロアリの薬剤をチェック

シロアリが発生してしまった場合は、駆除が必要になります。シロアリの防除材は薬剤として強いので、化学物質過敏症の方などには、木酢液や月桃など、自然由来のシロアリ防除材を推奨しています。大丸建設は、自然素材に特化した業者とも提携があります。一方で、被害がすでに広がっているなど急を要する場合は、確実にシロアリを駆除できる薬剤の使用もやむなしと考えます。

月桃

シロアリ駆除方法には、木部処理、土壌処理、ベイト法などがあります。木部処理は、シロアリの餌になる木材部分に穴をあけて、そこに薬剤を注入する方法です。土壌処理は、シロアリの巣があると考えられる土壌に薬剤を散布します。ベイト法はシロアリの巣があるとされる土壌に毒の餌を置いておき、それを食べたシロアリが巣に戻ってほかのシロアリに毒を持ち帰らせる方法です。

シロアリ対策の具体的方法

木造住宅のシロアリ対策は、大きく「予防」と「駆除」の2パターンです。特に工務店としては「予防」に力を注いでいます。

シロアリの生態をよく知り、シロアリが好む環境を用意しないことが必須です。シロアリは風と乾燥に弱いので、床下の通風をよくすること、また床下を清潔な状態に保つようにすることが大切です。壁の結露を防ぐことも重要で、結露しない窓枠を選ぶこと、外装のメンテナンスをしっかり行うこと、水漏れや劣化時には早急に対策をおこなうことで、シロアリ被害を防ぐことにつながります。

シロアリに強い材を選ぶことも重要です。木材であれば赤身がちにすること、土台はシロアリの忌避成分を含む檜やヒバを使用する、などです。基礎は強くクラックを生じさせないこと、床下の高さを保つこと、通気をしっかり確保することも大切です。