大丸エリアの魅力_6 米軍施設とカルチャー

稲城市の地図を眺めていると、一般の住民が立ち入りできないエリアがあります。米軍多摩サービス補助施設は、稲城市の大丸・坂浜から多摩市連光寺エリアにまたがっており、「多摩レクリエーションセンター」とも呼ばれています。

戦時下の1938年(昭和13)に「火工厰多摩火薬製造所」として開設され、火薬の製造などが行われていました。最大で2000人以上の従業員がいたそうです。戦後にGHQが進駐してからはさまざまな変遷がありましたが、1960年(昭和43)から米軍のレクリエーション施設としてゴルフ場が開設され、その後もキャンプ場やソフトボール場などができています。

戦後から残る手つかずの自然や、旧日本陸軍の火薬製造の遺構などが残っており、米軍の協力を得て年に数回施設がオープンし、散策することができます。事前申し込みや身分証明証の提示が必要となります。秋には「稲城フェスティバル」の会場にもなります。

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