小型ペレットストーブ「きりんさん」

ウッドストーブフェスで、大丸建設のブースでは、小型のペレットストーブ「きりんさん」を展示しました。これが来場者の方々にとても人気で、「どこで買えるんですか?」「形が可愛ですね!」など、きりんさんに興味津々な方がブースに集まってきました。

きりんさんは、ペレットを燃料にしたアウトドア用の調理器具で、バーベキューなどの焼き物調理や、煮込み料理、ピザを焼くことにも使えます。

燃料は木質ペレットで、長時間効率よく燃焼させるための排気口があり、その排気口の首が長く、まるで「きりん」のような形状なのが特長です。頭から煙が出て、お尻から灰がでるというのが、なんとも遊び心にあふれていておもしろいですね。

 

https://kirin3.jp

ウッドストーブフェスに参加してきました。

2019年1月下旬に、東京都八王子市で開催された「ウッドストーブフェス2019」に参加してきました。大丸建設と、雑誌『チルチンびと』との合同出店です。

このウッドストーブフェスは、薪ストーブの販売・メンテナンス会社の東京ストーブが主催し、全国の薪ストーブメーカー11社と、アウトドアブランドなどが出店し、アウトドアや薪ストーブ愛好家など多くの参加者で賑わいました。

大丸建設の住まいでは、薪ストーブを設置するお客様もいるので、会場でOBのお客様に再会したりと、楽しい1日を過ごしました。

 

https://www.facebook.com/events/2237510529615152/

 

建築家と仕事をしたい。

今月は「私の理想の住まい」について語ってきましたが、絵に描いた餅も、絵に描かなければ現実にならないな、と感じています。私たちが実際に設計する住まいも、もう少しデザイン性を高めていかなければと思いますし、今後は建築家の方とご一緒する機会を増やしていきたいと思います。

大丸建設は幸い、「チルチンびと『地域主義工務店』の会」に所属しており、そこの顧問建築家の先生方や、雑誌『チルチンびと』に紹介される建築家の方ともお付き合いしやすい環境にあります。

これまでは「自社設計」にこだわってやってきましたが、時代はデザイン性を求めていると感じます。大丸建設だけでは越えられない壁を、建築家の皆さんと一緒に越えていきたいと思っています。私たちは、技術力と木を見る力には自信があります。ぜひ、ご一緒していきましょう。

インテリアはシンプルに

私の理想の住まい、それは1Fがキッチン、ダイニング、リビングとウッドデッキが一体となったような大空間で、南側階段で吹き抜け越しに家族が集う姿をみられるような、そんなのびやかな住まいです。

そこには薪ストーブを置きたいのですが、私が暮らすことになる地域は、きっと東京都内になるので、煙の出る薪ストーブよりも、ペレットストーブになろうかと思います。

以前は、太鼓梁や、太い大黒柱が好みでした。しかしそういう構造は、大きな家だからこそ似つかわしいものなのかな、と今では思います。最近はすっきりとしたシンプルな内装が好みです。

テーブルや椅子などのインテリアは、無垢でそろえたいです。しかし、デザイナーズのものというよりは、無垢の板をボーンと置いて、その下に脚をつけるくらいの素朴なものでいいな、と思います。無垢であることが条件ではありますが。

 

自分で設計をしてみたい。

私は一級建築士でもあるので、自分の家を建てるのであれば、できれば自分自身で設計をしたいと思っています。でも、デザインには自信がないので、いろんな人の意見を聞いて、いいところをたくさん取り入れていきたいなと思います。

構造はもちろん紀州の国産材。私は杉の木目や、やわらかさが好きなので、間違いなく杉を選びます。床も杉で、裸足で歩いてもやわらかく温かいのがいいですね。壁にも一部杉板を張り、天井も杉板です。

もちろん吹き抜けを設けて、南側階段にしてみたいです。リビングの一部に階段があって、そこから2Fのオープンスペースに抜けていくイメージです。2Fの個室は寝るだけの部屋で、オープンスペースには自分のパソコンや本があって書斎的に使い、休日には吹き抜け越しに1Fを眺め下して、家族が集っている姿を見る……理想の住まいです。まずは家族をつくらねば。

もし私が家を建てるとしたら……

私は現在、親戚の家の離れで一人暮らしをしていますが、工務店の跡取りとして、また建築士として、いつかは自分の家を建ててみたい、という夢があります。

大丸建設で建てている家の多くがそうであるように、1Fにリビング、ダイニング、キッチンが集約されていて、1Fの部屋は小分けにせず、外につながるデッキと外の景色がひとつながりになるような、そんな家が理想です。

2Fは、極端にいえば寝るだけでいい、と思っています。私の家族がそうでしたが、やはり家の中心のLDKで、そこに自然と家族が集まるようなスタイルがいいですね。

私はアウトドアが好きなので、デッキでバーベキューをして楽しみたいです。それから、ペレットストーブも入れたいです。

自社設計で自慢の家は「土間の家」

大丸建設の自社設計で、私がもっとも好きなのは「壁のない土間の家」です。

https://www.kk-daimaru.co.jp/%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E7%B4%B9%E4%BB%8B/11-%E5%A3%81%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E5%9C%9F%E9%96%93%E3%81%AE%E5%AE%B6/

自社設計というよりは、お客様の理想を形にした住まいで、私たちでは思いもつかないような、大胆な間取りになっています。ワンフロアに壁がなく、土間とペレットストーブが家の中心にあって、吹き抜けで2Fと1Fが自由につながります。居間からは外にそのまま出られるようなデッキがあり、里山の風景がダイナミックに広がります。まるで、外の景色までをも室内に取り込んだ、おおらかでのびやかな住まいです。

やっぱり地元・稲城です。

2000年代のお客様の傾向を見ていてはっきりとしているのは、大丸建設のお客様は首都圏各地にいるけれども、実は地元・稲城市のお客様の数が圧倒的に多い、ということでした。稲城市は面積も人口も小さな都市なので、稲城市単体をマーケットとして考えると小さいように思えますが、やはり「地元」は強いということが判明しました。

近接している多摩市、府中市、調布市、狛江市、町田市などのお客様もいらっしゃいますし、川崎市麻生区や多摩区にもOBのお客様は何軒もあります。「多摩地区」といってもエリアが広いので、イベントや広告を打っていく時に、どこをターゲットにするかといえば、やはり稲城市になっていくのかな、と思います。

昨年、くらすクラスさんの「くらす市」や「稲城手づくり市民祭」に出られたことは、私たちにとってよい転機になりました。地元のお付き合いは、長く続けてこそ、と思います。稲城市の方にとっての大丸建設の存在意義を感じていただけるよう、地域に貢献していきたいと思います。

大丸建設のお客様はどこにいる?

昨年末、2000年からの新築住宅のお客様がどんな方なのかを、振り返りました。大丸建設は、協同組合匠の会や、チルチンびと「地域主義」工務店の会、forward to 1985、ふんわりネットなど、建築業界のグループに加盟しています。

2000年代前半は、匠の会経由のお客様が多かったです。当時匠の会は朝日新聞に全面広告を定期的に出しており、新建材の建売住宅全盛期に「匠の技」を大々的に打ち出す団体として、他とは一線を画しており、注目を集めていました。お客様の「匠の会」への信頼感は高く、とても高いブランド力でした。

2003年にチルチンびと「地域主義」工務店の会に入ってからは、住宅雑誌『チルチンびと』経由のお客様も増えてきました。チルチン関係のお客様は、自然素材、無垢材、ナチュラルなライフスタイルを志向している方が多く、価値観がはっきりしているので、私たちを目指して選んでくださっている、という実感がありました。

 

小さなイベントの積み重ねが生きている

「だいまるけんせつオープンカフェ」に行き着いたのは、これまでの数年間、様々なイベントを通して経験を積んできたからだと思います。15年くらい前には大々的に「大丸木工フェスタ」をおこなっていましたし、3年前は「土曜日の日曜大工講座」を1年間続けた年もありました。2年前は横浜市のNPO法人森ノオトさんにお願いして、毎月木工イベントをおこない、若手大工さんにイベント慣れしてもらう機会がありました。こうした経験から、昨年は稲城長沼駅周辺で活動している「くらすクラス」さんと一緒にイベントをするようになり、地元・稲城での認知度が高まってきたように思います。稲城市の手づくり市民祭に出店したのもいい経験です。

他にも、ふんわりネット、日本の森バイオマスネットワークなどを通じたイベント経験があり、まずは自分たちの足元で、自社発信で小さくも地域に根ざしてやろうとした形が「だいまるけんせつオープンカフェ」です。今までいろいろやってきて、最も手応えがあり、また私たち大丸建設らしい形になったな、と思っています。