(1) 木工事の材料費は構造材と内装材、建具がある

大丸建設の木工事のお見積もり内訳を大きく分けると、「材料費」と「大工手間」となり、材料費が6〜7割、大工手間(大工の人件費)が3〜4割となります。

材料費はおおまかに、構造材(柱、梁、下地用の合板)、階段の材料、壁、腰壁などの内装材、キッチンカウンターや玄関の上り框(かまち)、間仕切り棚や造作家具などの造作材に分けられます。

柱や梁など、建物の強度や安心・安全に直結する構造材は、大丸建設のまさに「柱」とも言えます。単体の材料費としては最もコスト面で大きなところになります。構造材がなければ家は建ちません。それほどの心臓部なのです。

続いて「羽柄材」もボリュームが大きいです。羽柄材とは、丸太を製材した時の残材からつくられる比較的安価な材で、主に構造部を補う下地材として使われます。筋交いや根太、野縁など、目立たないけれども住まいになくてはならない基本材料です。

大丸建設では合板を使う際も、国産材で、F☆☆☆☆(フォースター、有害化学物質のホルムアルデヒドを含まない)基準のものを使います。合板は下地に使われたり、壁や床の強度を「面」で保つために用います。

他にも階段材、床材、腰壁などの内装材や、棚やカウンターなどに使う造作材も材料費に含まれます。

 

 

[写真:大丸建設の事例紹介HPより]

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