(8)木工事の見積もりが、住宅建築で一番ボリュームが大きい

次は、木造住宅の最も花形ともいえる木工事の見積もり内訳です。住宅建築の中で最もボリュームが大きく、また材料の大きさや樹種の違い、産地、使う量、によって大きく値段が変わってきます。住宅の規模によって、木工事内訳の総額は1,000万円から1,500万円以上まで大きく変動します。

大丸建設は国産材を使うことを基本にしていますので、産地によって多少の金額の変動はありますが、構造的に安全であること、一定以上の品質を保っていること、産地が証明できることなどを基準に、良材を使っています。住宅の建築で最もボリュームが多いゾーンなので、見積もりをつくる際に最も頭を使う部分でもあります。この価格が極端に安いと、結局は住宅の質を下げることにつながり、結果的に安心・安全を脅かすことになるので、要注意です。

また最近はウッドショックによって木材の値段が高騰しているため、お客様にはご理解をいただきながら見積もりを調整しています。

木工事の項目としては、構造材、羽柄材、床下地合板、野地合板、補足材、補足材運搬費、建て方レッカー、建て方、構造金物、階段材、杉ラス板、ボード、一般金物、造作材、建材類、造作家具、木工事手間などの詳細内訳が出てきます。

 

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