(7) 基礎工事にかかる費用 その2

「捨コン」の作業まで終わったら、基礎工事本番になります。まずは配筋工事をし、その後型枠をつくり、基礎と建物をつなぐアンカーを取り付けます。ここまで準備が整ったら基礎コンクリートを流し込みます。鉄筋や型枠、コンクリートの材料単価があり、床面積に応じて小計が変わります。基礎コンクリートを流し込み終えたら、コンクリートの天端をきれいに均します。

玄関の土間を基礎と一体でつくる場合は、玄関の内外の土間コンクリートもここで一緒に打ちます。

基礎工事が終わった後に、掘削した土を所定の場所に埋め戻す作業や、残土の処分費用もかかります。また、大丸建設では安心・安全のためにコンクリートの強度試験を2回おこないます。基礎の型枠を外した後に、基礎の外側をきれいに左官で仕上げる「基礎仕上げ」も工事に含まれます。基礎パッキンの材料一式や、ポンプ車の手配の費用も基礎工事に含まれます。

こうして、工事の見積もりに含まれる費用を一つひとつ見ていくと、工事の流れがわかるので、おもしろいですね。

 

↑ 型枠組み

[写真:大丸建設のホームページ「施工レポートブログ」より]

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