第3回 ユニット製品が手に入らない

なかでも特に頭を悩ませているのが、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台、給湯器といった、いわゆるユニット製品の入手難です。

 

これらの製品は、メーカーの工場でさまざまな部材や電子部品を組み合わせて作られています。その部品の一つでも欠ければ、製品として完成しません。たとえば小さな樹脂部品がそろわないだけで、納期が数カ月単位でずれることが起きているといいます。同じ機種でも、グレードや色によって入荷の見通しが違うこともあり、選定の段階で何度もすり合わせが必要になってきました。

住まいの中では、ユニット製品が入らないと工事の最終段階に進めません。床や壁の仕上げを残したまま、製品の到着を待つ。そうした「待ち時間」が、現場のあちこちで生まれてきています。

 

私たちとしては、できるだけ早い段階で発注し、複数のメーカーから情報を集め、必要に応じて代替の機種をご提案するなど、納期の見通しを立てるようにしていましたが、それも今は難しくなってきています。現状では、発注はできても、正確な納期がわからない状態で、工事に影響をきたしています。

 

お客さまには、ご希望の機種をすぐにご用意できない場面もあるかもしれません。その背景にあるものを、まずは現場の実情としてお伝えしておきたいと思います。

 

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