第5回 木材は産地から直送、だからこそ影響が最小限

こうした資材不足の中で、大丸建設で比較的影響が小さくおさえられているのが、家の骨格を支える木材です。

 

大丸建設では、長年にわたり、国産材の産地と直接のお付き合いを続けてきました。柱や梁、床材に使う無垢材の多くは、産地から私たちのもとへ直送されてきます。間に多くの流通を挟まないため、海外情勢や輸送網の混乱の影響を受けにくい仕組みになっています。

数年前のウッドショックのときも、北米を中心とした木材供給の混乱で、国内では一気に木材価格が跳ね上がりました。あのとき、産地との関係を続けてきたおかげで、私たちは大きな混乱なく現場を進めることができました。価格や数量の面でも、できる限り無理のない形で材を確保していただけたことに、今も感謝しています。

 

産地との関係は、価格の交渉や数量の調整だけで成り立つものではありません。山の状況、伐採の時期、乾燥の手間。そうした一つひとつを共有しながら、お互いの仕事ぶりを長く見てきた信頼があってこそ、いざというときに支え合うことができます。

 

国産の無垢材を使い続けることは、家の質や心地よさのためだけでなく、こうした不確実な時代に、家づくりを止めないための現実的な備えにもなっていると感じています。

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