高齢社会の住宅_5 介護が必要になったら

国の制度によって広がったサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)。健康なシニアが自立した生活を送りながら、いざという時の安否確認や生活相談(買い物や介護相談など)を受けられる安心感を両立でき、さらに一般の賃貸住宅と金銭的に大きな差がなく暮らせることから、人気を集めています。

一般型のサ高住は、健康な方、もしくは介護度が低い方を対象としているため、介護が必要になった時には外部の介護サービスを利用します。介護度が高まってくる、あるいは認知症になった場合は、介護型サ高住に住み替えるようになります。

介護型サ高住では、介護の専門職員が定期的に居室を巡回して安否確認を行います。一般型サ高住と同様に、買い物や病院の付き添いといった生活相談も行います。介護型の場合は、介護職員や看護職員、作業療法士等の機能訓練指導員や、ケアワーカーなどの配置要件が決められています。介護を必要とする生活になった時でも、安心して暮らすことができるのがサ高住です。

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