高齢社会の住宅_4 サ高住って何?

みなさん、「サコウジュウ」という言葉を聞いたことはありますか?「サービス付き高齢者向け住宅」を略した言い方で、介護・医療と連携し、ケアの専門家による安否確認や生活相談などの提供とともに、バリアフリーで住宅としても十分な居室の広さを確保した住宅のことを言います。

サービス付き高齢者向け住宅は、平成23年の高齢者住まい法(高齢者の居住の安定確保に関する法律)の改正によって一気に広がってきました。サ高住には介護を必要としない元気な高齢者向けの「一般型」と、介護が必要な方向けの「介護型」があります。

一般型サ高住では、一般的な賃貸物件と同様に、賃貸借契約を結びます。ハード面はバリアフリーで、専用部分の床面積が25平米以上、キッチンやトイレ、浴室、洗面など、生活に必要な設備が全て揃っています。サービス面では、家賃のほか、管理費や共益費がかかり、生活相談を受けることができます。一般型サ高住の中には、施設内に食堂を有しているところもあり、実費を支払って食事をすることもできます。

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