大丸のHP:こころがつながる家づくり

大丸建設のスタッフ全員で考えた、会社のフィロソフィー(哲学と直訳しますが、精神的支柱のような意味合いで使っています)は、「こころがつながる家づくり」です。

お客様自身に、「理想の住まいを自分で描く」ことに関わっていただきたい。私たちは建築のプロとして、お客様の夢を、住宅という現実にしてかなえます。まずは夢を語っていただくことが一番です。

私たちは、なるべくなら家を個室で分けずに、大きなワンルーム型の空間とし、どうしても個室が必要な時に間仕切りをつけるスタイルをお勧めしています。また、プロとして絶対に譲れないのは「頑丈な家」をつくること。大震災でも倒壊しない、家族の命を守ることは、私たちの責任です。

徹底解剖!大丸建設のホームページ

大丸建設では2000年にホームページを開設し、会社の方針や、歴史、これまで建てた家の紹介や、スタッフのブログなど、さまざまな角度で大丸建設の家づくりについて紹介しています。

ホームページの内容をあらためて紹介することで、私のブログを訪れる方にも、大丸建設の考えていることや得意分野などを、詳しく知っていただけるのではないかと思います。

時代や技術の変化に合わせて、ホームページもより見やすく、わかりやすくなるよう、リニューアルを重ねています。現在は、トップページで内容全体が一覧でわかるように、工夫しています。サイトマップと呼ばれる全体図は、トップページの下部(フッター)に配置しています。

https://www.kk-daimaru.co.jp/

これからも、地域のハウスドクターとして

2019年、日本は大規模な自然災害にたびたび見舞われた1年でした。気候変動による異常気象の猛威に、私たち人間はどれだけ耐えられるのか。首都圏では今後30年以内に70%以上の確率で大震災に見舞われるという予想もあります。日頃から、防災意識を持ちながら、日常生活の中で無理なく災害対策をしていく、そのための情報発信をこれからも続けていきます。

私たちは、地域の皆さんの「ハウスドクター」として、予防的な対策をお伝えしたり、いざ家が壊れたり修繕が必要な時の応急処置をすることもできます。家づくりのことを最もよく知っているのは、その家を建てた工務店です。大丸建設のOBのお客様以外の方の相談にものります。「ふらっと立ち寄れる工務店」に、いつでも気軽に相談しにいらしてください。

 

台風や水害に負けない家づくり

9月の台風15号は、どちらかといえば「風」の被害でした。強風や竜巻により、樹木が倒壊したり、屋根瓦が吹き飛ぶ、トタン屋根がめくれるなどの被害が発生しました。送電線の倒壊により停電が長引き、体調不良を起こしたり、熱中症で亡くなる方もいました。

10月の台風19号は「水」の被害が甚大でした。大雨が長時間降り続き、河川が決壊し、全国各地で甚大な浸水被害をもたらしました。土砂崩れもあり、「ハザードマップ」で立地を確認する必要性も訴えられてきました。

家づくりは、土地探しから始まります。私たちは建築の専門家として、「いざという時に命を守る」ことのできる家づくりを進めていきたいと考えています。

 

自然災害に備えるための外装メンテナンス

2019年は、9月に台風15号、10月に台風19号が猛威をふるい、首都圏でも住宅に甚大な被害が発生しました。特に千葉県の房総半島では、いまだに復旧していない住宅も多く、皆さんの越年が心配です。私は東日本大震災の復興支援ボランティアに関わってくるなかで、建築士ならではの支援も大切だと思ってきました。このブログでも、なるべく、専門家の視点で、自然災害への備えについて啓発してきたつもりです。

今年は、夏に外壁塗装や外装メンテナンスの必要性についてブログで発信してきました。単なる美観の問題ではなく、家の構造を守るためにも必要な外装メンテナンス。その後、台風が起こり、その必要性をますます強く感じました。

 

掲示板の充実、広報につながっている!

本社外観の工事より少し前に、本社入り口の掲示板を整備しました。イベントの情報や、大丸建設の素材のこだわりなどを屋外に掲示して、大丸建設の情報を道ゆく人が自然と目にすることができるように、環境を整えました。

イーゼルを用意して、「ふらりと訪れることのできる」よう、ウェルカムな雰囲気づくりをしました。

今、建築業会は空前の人手不足です。私たちも例外ではなく、ずっと求人では頭を抱えていました。今年は、営業に山崎努が加わりました。広報の坂本が家族の地方転勤に伴い引っ越すことになった時には、パートスタッフの募集を「掲示板」にしてみました。そうしたら、近所に住む方を採用することができました。掲示板の広報効果を実感することになりました。

本社社屋の外壁工事で明るい印象に!

今年、地域主義建築家連合(URA)の建築家の方々をお招きして、大きく変わったのが、大丸建設の本社社屋をリノベーションしていくことです。その第一弾として、会社の顔でもある「外壁」をリニューアルしました。檜の無垢材の板張りにして、自然素材派の工務店であることが本社社屋の外観を見てもわかるようにしました。

長年、産地と結びついて、国産の無垢材を手に入れられる環境があること。そして、良質な材を加工できる技術を持った大工に恵まれていること。大丸建設の強みを示すには、素直にそれを地域に見せていくことだろうなと思いました。

新しい外観は、地域の方にも好評で、私も嬉しく思っています。

ふらっと立ち寄れる工務店

2019年の1月に掲げた、大丸建設の新しいコンセプトが、「ふらっと立ち寄れる工務店」です。生活に困ったことが起こったり、住まいの不具合を相談したり、そんなふうに、「我が家のハウスドクター」として、町医者のように気軽に住まいの相談をしてほしい。そんなことを考えて2018年に始めたのが「だいまるけんせつオープンカフェ」です。

今年は、地域主義建築家連合とのコラボイベントに発展し、こうした地域活動の積み重ねによって、常連さんやリピーターさんからの、新築の受注にもつながるなど、うれしい成果が出た年でもありました。

大丸建設の2019年

大丸建設では2019年は、新たなことにチャレンジした1年でもありました。「ふらっと立ち寄れる工務店」を目指して、だいまるけんせつオープンカフェで多くのお客様と出会えるようになりました。チルチンびと「地域主義建築家連合」Union of Regionalism Architects=URA とのコラボレーションも始めました。各地のイベントに出店してお客様と楽しい思い出をつくりました。秋には新しい社員を迎え、体制の充実をはかっています。

大丸建設にとっても変化と挑戦の一年となり、2020年は今年まいた種をさらに発展させていけるよう、社員が一丸となって取り組んで参りたいと思います。

2019年を振り返る

2019年の年の瀬が近づいてきました。2019年は本当にいろいろなことがありましたが、日本全体でもとても大きなニュースが多かった年ではないでしょうか。

4月30日に平成の天皇陛下が退位され、5月1日に令和に改元し、新天皇が即位しました。「新しい時代」への歓迎ムードで、日本全体が盛り上がったように思います。10月にはラグビーのワールドカップが日本で開催され、日本チームがベスト8に勝ち残る歴史的な瞬間に立ち会うことができました。また、10月には消費税が10%に増税し、経済的にも大きな変化がありました。

一方で、9月の台風15 号、10月の台風19号は、各地に甚大な被害をもたらしました。世界的にみても日本が最も気候変動の影響を受けた、と評されるほどでした。