一軒の家が建つまで_3 現場監督は文字通り「監督」

「監督」と聞くと、皆さんはどんなイメージをいだきますか。例えばスポーツチームの監督ならば、試合の戦術を組み立て、選手を起用し、交代し、勝敗に対する責任を負います。例えば映画監督なら、作品の方向性について企画検討し、キャスティングや衣装、舞台美術、スタッフの起用や指示などもします。いずれも、全体を見渡し、人材の起用や、プロジェクトの全責任を持つ統括者、という位置付けです。

建築の世界における現場監督も、そのくらい重要な役割をしています。会社で言うと「プロジェクトマネージャー」というとわかりやすいかもしれません。家づくりという現場において、スケジュール管理、工数管理、人材配置、予算管理といった、全てを統括する責任者といえる立場です。

スポーツの監督や現場監督と異なり、あまり華やかさは感じられない仕事なのですが(笑)、本来は一番お客さんと会ってやりとりする仕事でもあります。なぜ華やかさが感じられないかと言うと、大手ハウスメーカーでは営業と現場監督の仕事が切り離されて、お客さんとはほとんど会わないからかもしれません。大丸建設では、現場監督は最もお客さんの近くで現場の進捗をお伝えする役割です。

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