2024年の抱負_4 環境に配慮した住まいづくり

昨年、2023年は史上最も暑い夏と言われ、東京では最高気温が30度以上の日が90日以上、年間の4分の1が真夏日という、異常気象が日常的になってしまったことを実感せざるを得ない1年でした。

これまでは省エネのためにエアコンの温度設定について「夏は28度」「冬は22度」などと言われてきましたが、「我慢の省エネ」が命にかかわる事態になってきています。一方で、省エネをせずにエネルギーを使い放題のままでは、この異常気象はますます進んでしまう……という悪循環のなかで、一体どうしたらいいのでしょうか。

答えは一つではないものの、住まいにおいては断熱性を高めることによって、この難しい問題が大きく前進するはずです。断熱性の高い家では、夏の暑さや冬の寒さといった外的な温熱環境の影響を受けにくくなります。エアコンを使うにしても、エアコンが効きやすくなり、エネルギー効率を高めることができます。

異常気象時代に、こうした選択肢を提示していくのも、工務店の大切な務めです。

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