首都圏の建築事情(2) 隣家との近さを克服する

首都圏で住まいを建てる場合、敷地面積が十分にとれないことがほとんどで、隣家と密接していることも少なくありません。窓を開ければ隣の家と目が合ってしまう……、というくらいの近さのなかで、周囲の目線を気にせず暮らせるよう、窓の位置や植栽にも気を配らなければなりません。

植栽で目線を遮る場合も、落葉した植物が隣家に入り込まないような配慮が必要になりますし、植物による日陰で日射影響が出ないような工夫も求められます。

また、音についても気を配るところで、どうしても生活音は出てしまうものの、最低限の防音対策は必要になります。

せっかく新しい土地で新しい生活を始める時に、近隣との関係性がよい状態でスタートできるよう、工事中から周囲への挨拶や現場の清掃を欠かさないよう、施工を担当する工務店としても気遣いを心がけています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です