住まいの電磁波(6) 家電の配置で気をつけたいこと

私たちの暮らしは電化製品に囲まれていますが、配置の仕方によっても、電磁波の被ばくを最小限にできる可能性があります。家電の電磁波対策は意外と簡単で、電化製品を身体からなるべく離す、ということに尽きます。

例えば、仕事や勉強をするデスクと、Wi-Fiのルーターはなるべく離れている方がいいでしょう。テレビの画面からなるべく離れて視聴するのは、目のためだけでなく、電磁波の軽減にもつながります。冷蔵庫は24時間365日稼働している家電です。特に裏側から電磁波がたくさん出ているので、冷蔵庫の裏側は建築時に電磁波軽減の金属板などで対策することや、冷蔵庫の裏側の壁の近くにはベッドは置かない、長時間勉強する場所にはしない、などの使い方で工夫はできそうです。

化学物質過敏症のお客様で、蛍光灯やLED照明による電磁波に反応してしまう方がいらして、その場合は極力天井を高くして電磁波影響を避ける、ペンダントライトにはせず天井埋め込み型にするなど、頭部と照明が近づかないようにする配慮もします。

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