(3) 粗利を削りながら対応している厳しさ

価格の高騰も悩ましいところです。大丸建設でも木材の仕入れ価格がすでに10〜20%上がってきています。価格を全てお客様に転嫁するのも厳しいので、私たちも粗利を削って対応してきていますが、それも限界のところまできています。

一般的に、住宅の建築費に占める木材の価格の割合は、1割程度なので、例えば総工費が4,000万円の住宅の場合は、10%を材木費とすると400万円、そのうちの10〜20%の価格上昇として工務店が粗利を削ったとしても、最終的にはお客様への価格転嫁の影響は木材価格の10%として、40万円くらいは負担が増える、ということになります。

私たちも、なるべくお客様の負担を減らしたいと、限界近くまでがんばっていますが、そもそも工務店がつぶれてしまっては元も子もないので、かなり厳しい計算と、予測をたてながら、見積もりをつくっている状況です。

どうぞご理解をいただければ幸いです。

 

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