自然素材と床暖房

大丸建設は国産の無垢材と自然素材を主に使用しているので、床暖房の施工をする時には、木のよさを生かせるように工夫しています。床暖房をした時の床の表面温度は、温水式で35℃ほど、電気式だと最大で45℃ほどに上がります。一方、床暖房が必要な時期の外気温℃は5〜10℃(寒冷地だと零下になることも)なので、そこから一気に温度を上昇していくとなると、温度変化に耐えうる素材を使わなくてはならなくなります。

無垢材は温度や湿度の変化に敏感です。特に若い木ほど膨張と収縮を繰り返していくので、曲がりや反り、割れなどの変化もあります。大丸建設のお客様にはこうした自然素材の特性をお伝えしますが、知らない方だとびっくりするかもしれません。

床暖房をする場合は、割れや反りの起こりにくい、なるべく堅い木を選ぶようにしています。それだけ床材のコストが上がることにもなりますが、床暖房に使える材=良質な材、ということができますので、床暖房効果に加えて、良質な無垢材の心地よさも同時に実感できるはずです。

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