建築基準法には、単体規定と、集団規定がある。

建築基準法には、単体規定と、集団規定があります。この違いはいったいどのようなものなのでしょう。
建築基準法に示されている「単体規定」とは、建築物単位で、建物の個々に対してかけられる規定のことです。いわゆる技術的な基準のことで、例えば、住宅の構造や、防火、避難など、北海道から沖縄まで、全国みんな、一律で合わせなければいけない規定です。
法令は、基本的には全国のどこであっても、同じ基準であるべきものなのですが、建築物については、個々の建築物で守るべき単体規定と、例えば住宅地や工業地域、商業エリアなど、用途の異なる地域があります。それを「集団規定」をわけて表記しています。

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