「赤本」「オレンジ本」「緑本」、あなたはどっち?

私が一級建築士になったのは平成17年で、今から10年前になります。その後3年間、平成18年から21年まで、週に1回日建学院で講師を務め、同じく一級建築士を目指す人たちに試験対策などを教えていました。受験生に質問をされて答えられないと恥ずかしいから、合格後も常に勉強をしていました。そんなわけで、「赤本」の中身は、長く、私の頭の中に定着しています。
ちなみに、最もよく読まれているものの一つが、国土交通省住宅局建築指導課が監修し建築資料研究社が出版している、『建築基準法関係法令集』です。通称「オレンジ本」と呼ばれています。いわゆる「赤本」は一般社団法人東京建築士会監修、東京建築士会法規委員会編集で、新日本法規出版が出している『建築基準法規集』です。そして、一級建築士の試験会場でよく見かけるのが通称「緑本」、総合資格学院出版の『建築関係法令集 法令編』です。
私は「オレンジ本」を使っています。何度も何度も読み直し、たくさん線を引いてある、私にとってのバイブルです。

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