住宅のゴミの量はものすごい!

 ここまで、解体工事のお話をしてきましたが、いったいどのくらいのゴミが出るのでしょうか。
 一般的な木造住宅の解体で、実に4トントラック20台以上がゴミとして出ていくのです。これらは、ほとんど使い回すことはなく、産業廃棄物として処理されます。古材として価値の出るものは特別な素材で、大切に使われた建具やアルミサッシの枠の一部がリサイクルされるにすぎません。
 つまり、住宅の解体を選択した以上、ゴミが出ることは致し方ないと言えます。それだけに、新築の時にゴミになった時にも「土に還るもの」を選ぶ視点がとても大切になってきます。
 私たち人間は、生きている以上、必ず何かしらの資源を使い、ゴミを出し、また新たに使い、出しを繰り返します。地球負担をかけることを免れられないのであれば、せめて使うものの質は、エネルギーをなるべく使わず、自然に還るものに近づけたいと思います。大丸建設で自然素材を使っているのも、そのような視点を大切にしているからです。

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