ゲリラ豪雨は雲に気をつけよう

 今年の夏は、四季がなくなってきている実感を飛び越え、ゲリラ豪雨や雷雨など、いきなり極端な気象が私たちを脅かしていると感じています。
 昔から夕立はありました。最近のゲリラ豪雨は、東南アジアのスコールとは比較にならないような、極端な災害を引き起こしています。山口県や島根県で起こった水害、東北地方を襲い長期間の断水を引き起こした水害や、私たちの暮らす東京でもゲリラ豪雨により目黒川が冠水するなど、多くの被害をもたらしています。
 ゲリラ雷雨が起こるときの雲の様子も変わってきました。昔であれば積乱雲(入道雲)を空に発見した時は夕立に気をつけよう、くらいの感覚で済んでいましたが、最近ではまるで映画のワンシーンのように突如空が暗くなり、どう見ても「雨や雷をはらんでいる」と思えるスズメバチの巣のような形をした黒い雲が出てきて、突然、ひどい豪雨が降ってきます。
 この極端な気象から身を守るための適応策が、私たち自身にも求められていると感じています。

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