高齢社会の住宅_2 転倒防止が重要なポイント

高齢者向けの住宅は、集合住宅であることの方が多いです。転倒を防ぐために、階段の上り下りがあるかないかが大きく、エレベーターや手すりの充実、スロープなどによって段差が少ないことが重要ですまた寒暖差によるヒートショックなどの事故を防止するために断熱性が十分であることも大切なポイントになります。

家事の負担を減らしていくために、住まい自体をコンパクトにしていく必要もあるでしょう。大きな戸建て住宅を維持していくには、それなりの体力が必要になります。認知症などによる火の不始末も心配です。家事負担が軽減できるような間取りや設備が望ましいですね。

これまでに住み慣れた一戸建てで長く暮らすことをご本人が望んでいるようでしたら、生活の張り合いになりますし、家事や庭の手入れといった日々のていねいな暮らしもシニア世代の楽しみになるでしょう。あくまでもご本人の希望に寄り添いながら、ベターな住宅を選んでいけるとよいですね。

 

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