首都圏の建築事情(4) ハタザオの土地の有効活用を

首都圏は土地に恵まれていないぶん、ユニークな形状で販売されている土地が結構あります。代表的なのは「ハタザオ」という形状の土地です。敷地の一部が、旗の竿(棒)のような状態の形で、たいていの場合は車が1、2台停められたり、玄関先までの通路のように使われることが多いです。通路的に使う土地も敷地に含まれるので、販売する際には土地の面積が広く感じられるのが特徴です。
ハタザオの土地は一般的に使い勝手が悪いと思われがちですが、私がこれまで手がけてきたなかでも、意外と日当たりがよかったり、駐車スペースをサオ部分に確保できることもあるので、モノによってはお買い得とも言えます。工事をする際に材料を運ぶのが大変なことが多いので、それは難点ですが(笑)、生活するうえでは問題がないことがほとんどです。

ハタザオだからいい、悪いではなく、いかに敷地全体を有効活用していくか、土地の良い部分を見て住まいの設計に活かせるかは、ぜひ私たちプロにご相談ください。土地購入の段階でご相談いただくのがおすすめです。

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