ウッドショックをどこまで吸収できるか

令和のウッドショックでは、北米からの輸入材が入らなくなったことで、木材価格が高騰し、そのぶん国産材の需要が高まって、圧倒的な材木不足の状況に陥っています。

木材価格は日に日に変わり、このブログの執筆時点での正確な数字を出しにくい状況ですが、シカゴの木材先物価格取引市場では、今年5月の段階で、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックが宣言された昨年4月と比べて約5倍の価格高騰が起こりました。

日本への木材価格の影響は、昨年秋以降、数回にわたって値段があがり、1.5倍〜2倍ほどで、外国産材ではなく国産材に至っても、末端で1.2倍以上の価格になっている実勢です。

大丸建設でも1.1〜1.2倍ほどの木材仕入れ価格が上昇しており、社内である程度吸収の努力をしても限界があります。特に、リフォーム材に関しては価格の上昇が顕著なので、お客様に値上げをお願いせざるを得ない状況に陥っています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です