(5) 古地図と地名が地盤情報の手がかりになる

お客様が土地探しをする時に、ぜひ参考にしていただきたいのが、古地図や、昔の地名です。市区町村合併や、住宅地の開発などで、地名は何度も変わっています。しかし、昔の地名を探ることで、その土地が元々はどのような状態だったのかの手掛かりになります。

例えば「沼」がついている地名。「新田」「川」「伝田」「浮」「久保(窪)」「谷」「沢」など、水に関わる漢字や、低い土地を思わせる字、田んぼがあると思われる地名などには、注意が必要です。地盤が軟弱である可能性があると言われています。

地名とは、その土地の歴史をあらわす手がかりです。昔の人たちは、地名などで知恵を受け継いでいたと言えますね。

とはいえ、「さんずい」がついている土地や、水辺の生き物が想像される土地のすべてが危ないわけではありません。今は地盤改良などがなされている場合もあるので、不動産屋さんに問い合わせてみましょう。

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