「本質改善型リフォーム」と「部品交換型リフォーム」

「1985リノベ学校2014」の初回を終えて、常務はたいへん学びになったといいます。野池先生によると、リフォームは「本質改善型リフォーム」と「部品交換型リフォーム」の大きく2つに分けられます。お客様に対して「何のためにリフォームをするのか」を問いかけ、そのうえで「何をリフォームするのか」の全体像を提示していく、そのために必要なのが「リフォームのパンフレット」であると、目標を得て帰ってきました。
 昨今のリフォームは、キッチンやバスルームなどの水回りの設備が古くなったから入れ替える、壁紙を張り替えるなど、劣化したパーツを取り替えるばかりの「部品交換型リフォーム」が主流です。本来的には、住まいの温熱環境の改善や、空気環境を清浄にしたり、暮らしの向上など、リフォームするための動機があるはずです。そのニーズを適切に察知し、暮らしの本質を改善するための提案ができるかどうかが、工務店にとって重要なのです。

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