今後リフォーム需要はますます増える

 大丸建設では、野池先生が匠の会で講師を務める「匠塾」に通っていたこともあり、それから常務を中心に野池先生による住まいの省エネやパッシブデザインの講座に通うようになりました。
 私も昨年後半から、このブログで「大丸のリフォーム」をテーマに、事細かにリフォームの重要性を話してきました。少子高齢化が著しい日本社会のなかで、住宅市場の今後を展望すると、新築は減ることは明らかで、同時にこれまでのようなスクラップ&ビルド型の住宅産業でよいはずもありません。新築を建てる時は良質なストック住宅になるよう価値を高め、既存住宅の適切にメンテナンスしてストック市場を成熟させていかなければなりません。直近の未来でいえば、消費税率が10%になった時に、新築住宅への需要は明らかに冷え込むと思われます。
 今後ますます増えていくと思われるリフォーム需要に対して、その社会的役割や価値をどれだけ伝えられるか、工務店の力量が問われていると思います。

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