現場監督はリフォームを手がけられて一人前

 以前も同じようなタイトルで現場監督のお話をしたことがありますが、あえてここでもう一度。現場監督の仕事は、実はリフォームこそが腕前の見せ所です。
 リフォームの場合、既存の住宅に自然素材や自然建材をどう合わせていくか、つまりイチからの設計よりも、既存の設計を把握しながら、さらにリフォーム用の設計をしていく、二倍の労力がかかる業務です。また、フルリフォーム以外では、お客様が住まいながらのリフォームとなるので、お客様の快適な居住性をなるべく損なわず、かつ迅速に工事を行わなければなりません。例えばお風呂のリフォームで配管をいじるとしても、トイレは使わなければならないので、工事を終えたら毎日トイレへの通路を復旧する、養生もよりていねいに行うなど、二重三重の配慮が必要です。工事のスペースも決して広くはないので、最低限の人数で素早く行うために、職人さんの時間配分なども気を配らねばなりません。
 リフォーム担当の現場監督が来たら、「この人は会社のエースなんだな」と思っていただければ幸いです(笑)。

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