現場で対応するリフォーム、あれこれ

 部分リフォームの際に大切なのは、お住まいのお客様の環境をいかに壊さず、短期間で、スムーズに仕上げるかになります。現場での監督の判断がとても大切です。
 例えば、内装リフォームの場合で床を張り替えるならば、床の大引から入れ替えるのか、根太からなのか、また床の厚みによっても変わります。使う材料の量(立方メートル)によって金額も異なります。マンションの場合は、階下の住宅への防音性能を担保しなければならないので、自然素材の無垢材を使いにくいこともあります。
 壁であれば、質感を漆喰にすればよいのであれば、ビニールクロスの上から濡れる消石灰クリームもあり、カンタンかつ短期間で工事が可能です。一度クロスを剥がすのか、また幅木から取り替えるのかでも工期・工費は異なります。
 エコリフォームで窓サッシの断熱性を高める場合、元々のサッシが現在の規格と合っていれば割と容易なのですが、枠の大きさが特注であったり、外壁を壊して窓サッシを取り替える場合は工事も難しくなります。既存のサッシの内側、つまり室内に出っ張るような形でもう一つサッシをはめ込む「インナーサッシ」は比較的お安く、カンタンに工事ができます。

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