薪ストーブは、実は手入れが大変です。なので、本当に薪ストーブが好きでないと、設置はしたものの燃料の調達や火入れの一手間、そして掃除などが億劫になり、結局はあまり使わなかった……となってしまいがちです。その結果、「大きな無用の長物」になってしまうので、設置の前にお客様に手入れをやりきれるのか確認をします。
本当に薪が好きで憧れているお客様が念願のストーブ設置までこぎつけ、その後も手入れすら楽しみに変えていくのが、本当にすごいなあ、と思います。
薪ストーブは、まず、薪の置き場が必要になります。薪は購入すると高いので、なるべく自分で調達するのをおすすめしています。果樹農家さんが剪定した木や、植木屋さんの剪定枝をわけてもらうなどして、冬までの間に燃料をストックしておく必要があります。薪は十分に干されて乾燥したものでないと火がつかないので、燃料の確保が一仕事になります。