夏休み日記

夕べの風から季節の変わり目を感じる。
この期に及んでは・・・夏休みの個人的な日記を記させてもらう。
(誰からのリクエストもないけれど)
8月18日水曜日 とても暑い日
札幌で自然素材の家づくりをしている、ビオ+の西條さんが辻堂で施工していた店舗の引渡しの為に上京。
そのクライアントは化学物質過敏症により自然素材でご自宅を新築された後、自分のお店に出るのが苦痛に感じられるようになり、お店も自然素材で仕上るとことにされたという。札幌の業者が関東で施工させてもらうにはそれなりのコストアップはある。それをご承知で、「安心」を選択されたのだろう。
仕事のついでに他の方々が手がけられる現場も見せてもらうのでと、I もお誘いいただき同行する。
場所は相模湖のほとり藤野。
4軒の長屋形式によるコハウジング。
設計者はビオフォルム環境デザイン室・山田さん。
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コモンスペースの屋根は群馬・藤岡の五十嵐さんがだるま釜で焼いているもの。
猪方の家の瓦も群馬産であり、施工してくださった小林瓦さんも五十嵐さんともご縁があると聞いている。
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貫工法により壁量は計算されているとのこと。
筋交いなし、金物は・・・引き抜きに耐えるためのホールダウン金物くらい。
壁は竹小舞に荒木田の土と藁を醗酵させた泥壁(土壁)。
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断熱材はエコウールとウッドファイバーを併用していた。
山田さんのレクチャーを受け
I 「・・・す、すみません。トランジションとはどういうことですか?トランジットと関係なさそうな・・・」
その場にいた諸先輩の視線は「知らないんだ」と語っていたが・・・
『トランジション・タウンとは、ピークオイルと気候変動という危機を受け、市民の創意と工夫、および地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会へ移行していくための草の根運動です。』
とHPにはありました。
ひらたく言うと、自分たちの居る場所から良くしてゆこうという感じのようです。
昼食をはさみパーマカルチャーセンタージャパンに立ち寄りされてもらう。
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コンポストトイレ
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収量の少ない稲のようだ。
同行していた、清水建築工房のみなさんと茅ヶ崎へ向かう。車の運転は泥壁のエキスパート有光さん。お世話になりました。
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Ⅰひとり分かれて江ノ島の海へ・・・足だけ海水浴
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ゴミを集めてくれる人が居る
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何故か馬さんに遭遇。歩み寄ると歩み寄ってくるが、心を閉ざした瞳。
風の気持ちよい日暮れだった。
8月17日 かなり暑い日
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thumbs upで良い時間を過ごす。
届けたかった白瀑を忘れる自分にがっかり。
♪・・・いーつかー旅にー終わりがきてー
 ・・・何度でも道をすり減らす♪
 HEATWAVE
ナミダ。
つづく

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