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現代の私たちにとって2月の行事としてなじみ深い「節分」。今年2023年の節分は2月3日(金)で、恵方(その年の縁起の良い方位)は“南南東”です。

しかし、節分とは本来、季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを指し、漢字の通り「季節の変わり目」のことを指すので、年に4回あることになります。その中でも旧暦の1年の始まりである春の節分(立春の前日)が重要視され、2月となったそうです。

節分といえば“豆まき”。神様だけを迎え入れ、悪しきものや邪悪なものを追い出すために行われたという豆まきは、地域によっては、魔目(まめ=鬼の目)をめがけて投げることで、魔滅(まめ=魔が滅する)という意味もあったそうです。