スーパーマン

現在は給湯器も色々なシステム、多種の機能をそろえたものを選ぶことが出来る。
オール電化にするならば、やはり空気中の熱も頂いて熱源にするエコキュートだろう。
ガスでの調理にこだわりがある方はエコウィルか。
エコウィルはガスエンジンで発電し、その電気も使い、発電時の熱をお湯にするという仕組み。
ガスコージェネレーションシステムの家庭向け。
20年程前はホテルなどに計画されたいた記憶がある。当時の開発の先端であった大阪ガスのビルは省エネビルと
して建築雑誌等で取り上げられ、開発にあたっての色々なお話もあった。
そんな研究開発のお陰で、現在の家庭向けの機器も製品化されてきたということだ。
しかし。ガスを採用する場合は必ずしもエコウィルにはならないのが、わが社の場合。
初期投資をどこで、償却できるか?とかとか・・・
多くは一般のガス給湯器が採用される場合が多い。
ガス給湯器も、高効率化されてきているのでその選択が多くなるのかな?と考えている今日現在。
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現場では給湯器の取付
向かって右側の人物をⅠはスーパーマンと呼んでいる。本当の名前は山内さん。
給排水設備関係、さらにはカーテンレールや、サッシュ関係、出来ないことは恐らく大工仕事だけだろう。
山内「福田さんー。電気の資格ってとるの大変ですよねえ。あの計算なんて・・・難しくて」
福田「・・・そんなのあったっけ?いやあ、俺は指が外れてよー、いたいんだよー」
山内「・・・」
山内「Ⅰさん、給湯器の位置ですけど・・・いいですか?」
Ⅰ「・・・いいです。でも、足場撤去の時が心配だなあ」
山内「そうですよね。どうします?・・・基礎立ち上がりは左官しないのですか?」
Ⅰ「左官やります」
山内「太田さん手を入れてくれるかなあ・・・」
と他の職方の仕事にも気を使ってくれる。
このように、現場は各職人たちの協力があって、やっと出来上がってゆくのだった。
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大棟梁
「足場取れたら、大変なんだよ。だから先にやっとくよ」と。
こちらから連絡せずとも先をみて現場にやってきてくれる。頭がさがる。

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