2017年11月10日(金)

金沢を再訪したい。

もう一つ、好きなのは金沢の「ひがしの茶屋街」です。加賀藩の歓楽街ですが、きらびやかというよりもどこか風雅で、しっとりとした趣があります。夜の顔と昼間の顔が違っていて、昼間は観光客がいっぱいで賑わっていますが、夜はすごく静かでした。

建築的に見ると、ひがしの茶屋街は昔の町家の典型的な形で、建物の構造も街並みの形成も、こぢんまりとしているだけに、よくわかります。京都のような密集度や複雑さはなく、過ごしやすくて、馴染みやすいと感じました。

金沢には独特のゆったり感があるような気がします。

私が訪れた時は、半日くらいなのでゆっくりと街を堪能できておらず、「また行ってみたいな」という気持ちになっています。北陸新幹線の開通で金沢が近くなっているので、いつかぜひ、再訪してみたいです。

2017年11月08日(水)

京都の街並みが好きです。

大人になってからの旅行では、自分で行きたいところを選ぶことができるのがいいですね。私は京都に惹かれているんだなあと足を運ぶたびに感じます。

京都では、清水寺に行く途中の坂道を降りるところ、八坂の横にある、北政所(豊臣秀吉の妻、ねね)がいた高台寺のあたりを歩くのが好きです。建築に携わっていると、寺社建築が好きでしょうと言われるのですが、私は特に個別の建物に強い関心があるわけではなく、庭とか、周辺の景色などが好きで、プライベートで京都に行ったらかならず高台寺周辺を歩きます。

また、長年行きたいと願っていて最近ようやく行けたのが、伏見稲荷です。赤い鳥居が迷路のように長く続く様は圧巻でした。時間の関係もあり、途中で横に逸れて最後までは歩けなかったのですが、ぜひまた行ってみたいところの一つです。

2017年11月06日(月)

海水浴で迷子になった思い出

北斗星での北海道旅行は小学校6年生のころで、記憶もはっきりしていて、今でも懐かしく思い出されるのですが、それより昔の家族旅行の思い出となると、おそらく未就学児のころで、海水浴で迷子になったことです。

安田家の家族旅行といえば、海水浴。スイミングスクールの仲間たちと三浦海岸に行ったり、湘南や伊豆などによく出かけていました。

私が3歳くらいのころだったかと思いますが、下田の海水浴場に出かけた時に、迷子になりました。ビーチのパラソルからホテルに戻り、そこからまた海に出かけた時に、私はビーチサンダルがないことに気づき、一人で取りに戻りました。両親がそれに気づかず、先にビーチに行ってしまったようで、親とはぐれてパトロールのお兄さんに抱っこされて迷子センターに連れて行かれ、30分くらい「迷子」状態でした。

その迷子センターでは、泣いている子もいれば、ゲームで遊んで楽しんでいる小、アイスキャンディーをもらって喜んでいる子がいました。私はそれを客観的に眺めていました。そして、迷子の知らせで母が飛んできて「何をやっているの、離れちゃダメじゃない!」と叱ったので、「だって足が熱かったんだもん」と言いながらも、「目を話さず見ててくれよ」と内心思っていました(笑)。

こうして思い出すと、私は昔から、迷子になっても冷静で周りを観察していますね(笑)。

2017年11月03日(金)

子ども時代の旅の思い出ナンバーワン、「北斗星」での北海道

私が子どものころの家族旅行で最も印象に残っているのは、寝台特急「北斗星」で行った北海道旅行です。

 

北斗星の切符を買えるのは乗車日の2カ月前。家族みんなで発売開始の9時に合わせて並んで買いました。その時にとれたのがA寝台の個室、二人部屋でした。兄と私、そして両親とわかれて、泊まりした。上野から夜18時くらいに出て、函館に明け方に着く列車でした。

食事は食堂車で食べました。夜は興奮してほとんど眠れず、外の景色を見つめたり、兄と話をしたりして、過ごしました。青函トンネルの中に入ると、展望車にみんな集まって、車掌さんが青函トンネルの説明をしてくれて、電光掲示板が光って絵が見えたりしたのを覚えています。

北海道に着いたら、有名な函館の夜景を見たり、また、小樽、札幌くらいまでを電車で移動し、復路も北斗星を使って東京まで戻りました。

帰りは一部屋だけロイヤルという一番いい部屋がとれて、両親はそこに泊まりました。ウェルカムドリンクがあって、シャワーもあって、とても素敵でした。私たち兄弟はB寝台列車でした。

寝台列車で過ごすのは子ども心にはすごくワクワクしました。ベッドが普通に上下あって、カーテンが閉まるだけのシンプルな構造ですが、自分の部屋じゃないところで、知らない人が隣にいて、ベッドを出れば廊下で外が見えたりする。非日常がとても楽しかったのを覚えています。

2017年11月01日(水)

ニッポン全国旅しています!

私の家業は地域密着型の工務店で、東京・多摩地方が本拠地ですが、意外と全国津々浦々を旅しており、これまでの約40年間の人生で、47都道府県のうち、実に44都道府県を旅しています。

 

行ったところがないのは、島根県、鳥取県、鹿児島県のみ。

 

有名な観光地ばかりを巡っているわけではないですが、気づいたら44都道府県になっていた、という感じです。

 

出張や視察など、仕事で行くことも、プライベートで旅することもあります。仕事の場合は林産地に行ったり、仲間の工務店の現場に立ち寄ったりするケースが多いです。プライベートで行くのは、子どもの時の家族旅行など、レジャーで出かける感じ。今は少林寺拳法の大会や、震災復興支援などもそのうちの一つですね。

2017年10月31日(火)

森ノオトで記事を書いていただきました

4月から9月まで、日曜大工講座を開催させていただいていた森ノオトの北原編集長に「冬の省エネ」をテーマに記事を書いていただきました。

断熱といってもどこから手を付けたらいいかわからないという声をよく聞くのですが、そういった悩みをお持ちの方にも是非読んでいただきたいです。

12月に開催する日曜大工講座のご案内も載っていますので、こちらもチェックしてください!

 

冬の省エネ、コツは「選択と集中」!

http://morinooto.jp/2017/10/30/daimaru1710/

 

12月に開催予定の日曜大工講座では、再びこちらの踏み台を作ります。お申し込み詳細は森ノオトの記事をご覧ください。

 

2017年10月16日(月)

「お正月号」は心新たに

2004年から13年来続いている大丸ニュース。すでに86号を数え、100号も目前です。スタッフも個性を発揮して、毎回異なるお題に対してコメントを書いていますが、毎年1月の年頭の挨拶として記入する「今年の抱負」を集める時期になると、「ああ、今年もそんな時期になったのか」としみじみ一年を振り返り次の年を展望する気持ちになります。

自分一人ではなかなか目標を立てにくいですが、こうして仕事の一部に毎年の抱負を書くことで、気持ちも新たになり、また1年がんばろうという気になります。スタッフの抱負を知ることで、私も彼らの成長や目標をサポートしたいという気持ちになります。

そんなわけで、今月は、大丸ニュースについてお伝えしました。

最後にとっておきの裏話……。大丸ニュースの号数のナンバリングは、社長の仕事です。ちょっとしたユーモアを交えている時もあるので、楽しみにしていてくださいね。

2017年10月14日(土)

家族のように温かいスタッフ

現在、大丸建設の「社員」としてスタッフコメントを書いているのは5名。社長の安田昭、常務で兄の安田博昭、そして私・安田佳正です。ほかに永年勤続スタッフの田上純子と、いまではすっかりベテランの雨宮和幸。ほかにパートタイマーもいますが、スタッフコメントは正社員の5名で書いています。

大丸建設はスタッフが変わらず安定しているのが魅力なのかな、と思っています。特にOBのお客様の住まいについての情報を共有しているので、リフォームやメンテナンスの時に的確な判断ができる、住まいの履歴がわかるという意味で、そこがOBのお客様対応の強みになっているのかな、と思います。

OBのお客様にとっては、担当がころころ変わるよりも、変わらぬ笑顔で応対できる方が安心感があるはずです。「変わらない社員」がいて、家族のように温かくお客様に応対し続けることができるのが、大丸建設の一番の強みだと思います。

2017年10月13日(金)

血のつながりを感じざるを得ない安田家

「スタッフコメント予想」がひそかな趣味になっている私ですが、大丸ニュースの社員のうち、家族でもある父で社長の安田昭と、兄で常務の安田博昭のコメントには、毎回「ああ、家族だな」と妙に納得してしまうところがあります。夏休みの思い出が海水浴であること。好きな野球チームはみんな巨人ですし、少林寺拳法に熱中していること、朝ごはんの定番は和食であることなど、昔は寝食を共にし、ひとつ屋根の下で暮らしてきたからこそ、同じコメントになるのかなあ、と思います。父は、兄は、こう書くだろうなという予想は、ほかのスタッフのコメントよりも高い確率で的中します(笑)。

大丸建設は家族経営で5代150年近く続いている会社です。全員、それほど雄弁ではないのですが、会社の理念や目指すところを自然と共有できているのは、やはり家族ゆえなのかな、と思います。

2017年10月12日(木)

三者三様の「スタッフコメント」

大丸ニュースのスタッフコメントを集めるのは、仕事の楽しみのひとつでもあります。「あの人、何を言ってくるんだろう」「みんな、それぞれ、こう答えるかな」などと予測するのが密かな楽しみです。それで、予想が当たるとうれしくなるし、予想と違う答えが出てくると、スタッフの違う一面を発見したりと、私も一読者として毎回心待ちにしています。

13年前の創刊当初から変わらずスタッフでいてくれる田上は、付き合いが長いだけに、なんと答えてくるか予想できます。この間の「好きなお茶」は、きっとコーヒーより紅茶党。ハーブティーなんかが出てくるかな、と思っていたら、やはり予想通りでした(笑)。前回の「日焼け対策」も、間違いなく何もしていないだろう(笑)と思っていましたが、こちらも予想が当たりました。

雨宮は私と同世代なので、彼の答えもなんとなくイメージができます。子ども時代に何が好きだったのか、どんな遊びをしていたのかというバックボーンが似ている気がします。昔何で遊んでいたかという問いに「キン消し」と出てきた時は、やっぱり同じ世代だなあ、と思いました。