リフォームと確認申請_1 なぜ今、リフォームでも確認申請が必要になったのか

近年の法改正で、住宅の確認申請制度に大きな見直しがありました。
特に「4号特例」と呼ばれていた、一級建築士の設計で免除されていた部分が縮小され、木造2階建ての住宅でも構造や断熱性能の詳細を申請時に提出する必要が出てきました。

この流れは新築だけではなく、リフォームにも影響しています。
以前はスケルトン改修(柱や梁だけを残して内部を全面改修する工事)でも確認申請が不要な場合が多くありましたが、今は主要構造部をいじる場合は申請が必要です。

断熱仕様や構造計算を含めた書類を整える必要があり、役所や審査機関もまだ対応に慣れていないため、申請の審査に時間がかかることもあります。
私たちの場合、スケルトン改修に近い大規模リフォームをこれまでに数多く手がけおり、新築に近い確認申請の経験も豊富なので、制度改正による影響は限定的です。

自然素材の工務店として、制度を守るのはもちろんのこと、お客様の暮らしをより快適にすることを一番に考えて対応しています。

 

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