(3) 屋根工事にかかる費用

屋根がなければ雨風をしのげず、家に住むことはできません。屋根工事は住まいの中でもとても重要なパーツです。

屋根工事にかかる費用は、屋根の下地、ガルバリウム鋼板葺き(大丸建設の屋根材に使う軽量金属の屋根材)、軒先の処理、棟換気、雪止め、土台の水切り、軒樋や雨樋、集水器などが主なものになります。

このうち、棟換気とは、屋根裏や小屋裏の湿気や熱気を外に放出するために必要なもので、屋根の頂部分に取り付けられている換気システムのこと。雨漏りがしないように、高い施工技術が求められます。

見積もりに「破風」や「鼻隠し」という珍しい言葉を見かけることもあります。「破風」は屋根の妻側の端部分で、こちらも屋根の内側に水が入り込まないようにするために必要です。「鼻隠し」は屋根の端を囲い込む部材のことで、屋根面から室内に水が入り込むのを防ぐ役割があります。昔はここに唐草文用の装飾をしたことから「唐草」と呼ぶこともあります。

雨樋なども屋根工事にかかる費用に含まれ、屋根工事の見積もりを見ると、いかに「雨から住まいを守る」ことが大切かわかります。

↑「破風」

↑「鼻隠し」

[写真:大丸建設HP「施工レポートブログ」より]

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