ご自宅が無垢の杉板の床材の方は、ぜひ「米ぬか」を掃除に取り入れてみてください。米ぬかをさらしなどの袋に入れて、しっかりと縫い合わせたものを、床磨きに使います。昔、田舎の古民家などでは、おばあちゃんが米ぬか袋を掃除に使っており、磨き込まれた床がピカピカに光っていた、という記憶をお持ちの方もいるかもしれませんね。
米ぬかには適度な油分があり、それが自然とワックスの代わりになっていました。既製品のワックスのように、一度塗ればピカピカになるというわけではありませんが、時間を重ねるごとに風合いを増す床は、まさに自分で育てていく感覚ですね。
米ぬかは自然素材のワックスにも使われる素材です。家でぬかが手に入る人は、ぜひ試してみてください。