
新築住宅の着工棟数が減少するなかで、これから確実に重みが増すのがリノベーションです。国交省も、既存住宅流通・リフォーム市場の活性化を重要課題として位置づけています住まいを「直して長く使う」ことは、これからの暮らしの現実的な選択肢になっていきます。
ただしリノベーションをして住まうには、新築以上に“目利き”であることと、丁寧な調査が必要です。既存の躯体の状態、断熱・耐震、配管や設備の耐久性など、見えないところほどしっかりとした調査が求められます。だからこそ地域の工務店として、建物の履歴を読み、無理のない計画を立てることが大切です。
既存住宅を活かしながら、断熱・耐震・設備更新を行い、現代の暮らしに合わせて再構築する。リノベーションは今後、住宅市場の重要な柱になっていくはずです。

特に多摩地域では、築20年、30年の住宅が増え、構造はしっかりしているものの、断熱性や省エネ性など、性能面がこの気候危機時代に合わなくなっている家が増えてきています。
新築か、リノベかといった判断軸ではなく、住まい手が暮らしの中で何を重要視するのかで、提案できる内容が変わってきます。私たちは、その判断材料を丁寧に提示する立場でありたいと考えています。
