大丸建設でメインで使っている木材は、紀州(和歌山県)産の杉材です。和歌山県の山長商店から取り寄せています。山長の材は、急峻な山で立木として育ち、時に台風にさらされるなど、生育環境は過酷です。その分、木目が詰まっており、強くねばりがあるのが特徴です。
木目が詰まっているということは、木の骨格となる部分が強いため、構造材に使うのに適しています。
紀州材だから全てがいいかというと、一概にそうとは言えず、山林を管理している山長商店の長年にわたる植林や製材の技術によるところが大きいのです。
[写真提供:山長商店]