自己資金だけで住まいを建てられるケース

住まいを建てるほとんどの方は、住宅ローンを借りるという経験をすると思います。時々、自己資金だけで住まいを建てられる方もいます。だいたいは60代で住宅資金をコツコツ貯めてきた方で、あるいは親御さんの土地の一部に家を建てるケースです。
 その際の権利関係は、あくまでも「親御さんの土地」に建てる形になります。親子での土地の譲渡に関しては、親御さんの死後に分割を受ける際の相続税より、生前贈与の方が、税額が高くなります。親の土地に家を建てる場合、土地にかかる税金(固定資産税)は親御さんが支払います。
 このようなケースはとても恵まれていて、土地にかかる金額がないため、首都圏で家を建てる場合はかなりラッキーと言えるでしょう。首都圏では坪単価が100万円を下回らないことが常なので、例えば土地代3000万円+建物代3000万円で6000万円が必要なのか、土地代0円+建物代3000万円で済むのか、あるいは建物にもう少しお金をかけられるのかは、大きな違いになります。

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