うちエコ診断具体例:給湯器

家庭用のエネルギー機器で買い替えを検討するのなら、まずは給湯器が最初に挙げられます。給湯器はだいたい10年くらいで買い替えするのですが、壊れない限りはなかなか更新しないもの。
 15年前の古い給湯器を使っているAさんのお宅では、給湯器を潜熱回収型の高効率のものに買い替えると、CO2排出量を1割以上削減することができるそうです。ただし、新たに購入すると 26万円の出費になり、10年の寿命で割ると年間約26,000円ぶんの負担です。
 しかし、Aさんの家の給湯器は寿命に近づいており、いつ壊れてもおかしくない状況。その時に廉価な普及版を買うと、年間光熱費は54,100円となり、高効率型にするとさらに年間光熱費が12,400円削減でき39,300円になると試算されます。普及版でも省エネ型でも10年は使うものですから、10年間で約98,000円お得になる省エネ型を買う方が、CO2の削減も光熱費においてもメリットがあるということができます。
 ちなみに、給湯器の買い替えには自治体の補助がある場合もあり、そうしたデータも調べることができるのがうちエコ診断の強みです。

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