チルチンびとや匠の会で、同世代の建築仲間と出会う

 私も30代になり、会社での仕事を中心になって回すようになると、会社のお客様だけでなく、日本の木造住宅建築を担う同業他社との関わりも増えるようになりました。
 その中でも特に、「匠の会」と「チルチンびと『地域主義』工務店の会」でともにご一緒している、千葉工務店(埼玉県)の千葉社長や、高棟建設工業(神奈川県)の高橋社長など、私にとって兄貴分にもあたる先輩社長とのお付き合いが深まるようになりました。それぞれ、日本の杉や檜の無垢材と自然素材を使い、地域密着型、家族経営の代々の工務店として、共通点も多く、個性の異なる先輩たちは私に後ろ姿を見せてくれ、とても勉強になります。
 「チルチンびと『地域主義』工務店の会」では、有害化学物質ゼロの家づくり、地域を活性化する住まいや林業の担い手たちと、ともに学び、時に熱く議論しながら、日本の木造建築の最先端を作り上げてきました。その時の学びやネットワークは今でも私の礎になり、また今後の伸びしろもあるだろうなあ、と感じています。

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